| きまぐれムービーシアター |
心に残るあの迷作を!
世界の怪作・奇作 大集合!
「お楽しみはここまでだ!」
第20回
ラットマン
…というわけで、今回の作品は!
発売直後の作品をとりあげていいのかなー?(^^;)という気がせんこともないが…
せっかく主演男優の「ラットマンの人」(ネルソン・デ・ラ・ロッソ)も来日したことだし、旬の作品ということで…
ラットマン(RATMAN)だっ!
ストーリー
注)これから先は近日中にレンタルしようという方で、「ラットマン」にストーリー性を求める方はご遠慮ください。
ストーリーは…はっきりいってないっっ!!!(^^;) 狂った科学者が遺伝子実験の末、ネズミの精子と猿の卵子から作り出した合成生物「ラットマン」がとにかく片っ端から人を殺して殺して殺しまくる映画ですっ!(^^;)
遺伝子工学が飛躍的に進歩した昨今、DNAをいじって人間と動物を合成したり太古の恐竜を甦らせたりという映画はそれこそ星の数ほどつくられてますが…チープさにおいてラットマンの右にでる作品はそうざらにはないと断言できましょう!
なぜなら、「ラットマン」には実験室ないし実験設備というものが一切でてこないのです!(^^;)
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とにかくこのラットマン、「ネズミの本能と猿の知恵を合わせ持ち、爪と牙に人間を一瞬にして死に至らしめる猛毒を持ち、あらゆる環境に適応して1年間で2000匹の子孫をつくることが可能」というとんでもない生物なんですが、こんな危険な生物をどうやって管理しているかとういうと…倉庫の中で鳥カゴに入れているだけ!(^^;)
当然逃げ出したラットマンは秘密の実験を行っていた研究所の近くの村を全滅させたのだった…。
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で、たまたまグラビアかなんかの撮影にアメリカから来ていた(ちなみにこの映画の舞台は…はて?カリブ海に面しているってことしかわかんないなあ?)モデル(一応主人公…かな?)とアメリカから会いに来たその姉、その姉とたまたま空港でタクシーに乗り合わせた作家なんかが中心になってストーリー(?)は進むんですが、とにかくでてくる登場人物が片っ端からラットマンにむさぼり喰われる(ちなみにラットマンは生肉しか食べないという説明が冒頭にあり)ってんだから、ストーリーもなにもあったもんじゃありません!
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もうひたすらラットマンが次々と「およそ人間がかくれていそうにない場所」から現れて被害者に襲いかかるっていうパターンの繰り返しなんですが、まあ「ラットマンの人」が本当に小さいこと小さいこと!
だいたいビデオの冒頭にラットマンの予告編が収録されているんですが、宣伝キャプションが
「CGというニセモノの"恐怖"が幅をきかす今、禁じ手とも呼べる最終兵器が遂にベールをぬぐ!」
「全世界が驚愕!想像を絶する実在の奇形人間が恐怖のドン底にたたき落とす!」
「最も残忍でケダモノ以下!この世界に実在する狂暴な生命体が人間を呪い人類に復讐を開始する!」
「これは人間なのか?もうこれ以上ない変態指数500%!狂気ホラーの最高峰!」
ともう、言いたい放題!(^^;)映画の中のラットマンと実在の「ラットマンの人」がほとんどゴッチャになってます!
で、最後にでっかく、
世紀末奇形人間誕生!…なんですから、ほとんど縁日の見世物小屋の世界です!(^^;)
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で、結局主人公(?)のモデルや、ラットマンを作った気違い科学者やらその助手やらもみんな殺されちゃって、主人公の姉と作家は(この二人はとうとう最後までラットマンの存在を知らない!もちろん現地の警察も)事件未解決で傷心のままアメリカに帰国するんですが、実はラストシーンで!…という主要登場人物死亡率100%というとんでもない映画でした!
…という作品なんですが!もう本当に「全っ然救いようのない映画!」で、別段ラットマンが劇中悲劇的存在として描がかれているわけでもないし(だいたいラット「マン」たって人間の要素がないんですよねー、ネズミと猿だし)一方的にラットマンが犠牲者を殺して殺して殺しまくるだけなんですよね(^^;)
(で、主役の「ラットマンの人」来日したテレビ番組なんかではコミカルに可愛く(番組中でも「人気コメディアン」として紹介)扱われてましたが、あれを見た子供が万が一ラットマンをファミリー向けのコメディ映画と間違えて観たりしたら…(^^;)
…というわけで、きまぐれムービーシアター第20回
「ラットマン」をお送りしました!
「お楽しみはここまでだ!」