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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第25回
武道大連合 復讐のドラゴン


…というわけで、今回の作品は!

 ジミー先生を始めとする、70年代カラテ映画の再評価の気運が高まっている今!ひそかにマニアなファンがいるといわれているこの作品!

 倉田保昭の「帰ってきたドラゴン」と並ぶ日本公開作品での代表作!
 武道大連合・復讐のドラゴン(THE PRODIGAL BOXER)だっ!

ストーリー


 …復讐&特訓だっっ!

 なんですが!(笑)いやもうタイトルにうたってあるとおり(なんせ『復讐のドラゴン』ですから)いつもの話ですわ(爆笑)

 まあ簡単にストーリーを紹介すると

 正義感の強い青年フォン(リー・フォアマン)が、ふとしたことから町の大金持ちの息子を殺してしまい、ボスに雇われた殺し屋ブラック・ジャガー(倉田保昭)とバッファロー(ウォン・チン)の兄弟に狙われる。 殺し屋共はフォンの父親を惨殺、フォンは怒りに燃えて修業に励み、満を期して二人と対決!念願の復讐を遂げた。

 …ってなとこなんですが、この映画の主人公は『嵐を呼ぶドラゴン』でアレクサンダー・フー・シェンが演じたフォン・サイヨー=方世玉なんですが、この人は歴史上の有名な人物で、神話的存在になっている人だそうです。(最近ではリー・リンチェイが演じたそうですが、黄飛鴻と方世玉、さらには洪熙官までやるってんだから、歴史上の拳聖を総なめにするつもりなんでしょうかね?って…閑話休題(^^;)

 主人公の方世玉を演じたリー・フォマン(孟飛=メン・フェイ)は日本での公開作はこれ一本なんですが、倉田保昭と並んで当時フィリピンではトップスターで…って話は倉田さんの著書(和製ドラゴン放浪記など)を読むと必ずでてくるエピソードなんですが…って、だんだん「カラテスター名鑑」みたいになってきたぞ?(^^;)

 で、この作品は(わたしの知る限りではビデオ化されてないんですが、結構テレビで放映されてたんで、目にしたことのある人もいるかとも思うんですが…なんか放映されているバージョンによって微妙に話が違っているんですよねー

 まず主人公を特訓するのが、最初に見たバージョン(80年代)だと母親のはずなんですが、91年放映バージョンだとになっているんですよね(^^;) 日本公開当時の資料とかを見ると、母親になっているんで、あきらかにシナリオ(吹き替え)が異なるバージョンが存在すると思われます。 (他にも記憶によるセリフと細部が異なるシーンがいくつも存在するが、あまりに濃い話なので割愛(^^;) ここらあたりの事情に詳しい方(劇場公開時にリアルタイムで観た人とか)がいたら是非情報を!

 で、この特訓というのがなかなか愉快でけっこう笑わせてくれるんですが(まあジミー先生ほどではないですけど)型の稽古の最中に後ろからいきなり丸太でどつき倒すというのが(当時の)子供心に「そいつはムチャだあっ!」と思わせてくれました。

(でも結局この特訓に耐えて、相手の打撃を受けても平気になっちゃうんだから大したもんです(^^;)

 そして!ラストいよいよ憎っき兄弟に挑戦状を叩きつけたフォンは、公開試合の場で見事二人を打ち倒し、父の敵討ちを遂げ、返す刀で町を支配する悪ボスも打ち倒したのであった!…けど、どの解説を見ても書いてある【祖先より伝わる伝来の大空中回転連続蹴り】…なんてでてこなかったぞ?(^^;)


 …という作品なんですが! 

 まあ世の中にはマニアなファンというものはかならずいるもんで(笑)当HPの『吼えろ!王羽 起て!ジミー』が「日本で唯一のジミー・ウォング(王羽)ファンページ」なら、(おそらく)「世界で唯一のメン・フェイ(孟飛)ファンページ」がここだ!↓

香港映画の砦 Meng Fei - 孟飛城

 リー・フォマン(孟飛=メン・フェイ)に興味を持った人は今すぐクリック!↑


…というわけで、きまぐれムービーシアター第25回

 「武道大連合 復讐のドラゴン」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」