| きまぐれムービーシアター |
心に残るあの迷作を!
世界の怪作・奇作 大集合!
「お楽しみはここまでだ!」
第26回
帰って来たドラゴン
…というわけで、今回の作品は!
ジミー先生を始めとする、70年代カラテ映画の再評価の気運が高まっている今!ひそかに熱狂的なファンがいるといわれているこの作品!
倉田保昭の「武道大連合 復讐のドラゴン」と並ぶ日本公開作品での代表作!
帰って来たドラゴン(CALL
ME DRAGON)だっ!
ストーリー
…復讐&特訓!
ではないっ! 70年代当時、明けても暮れてもドロドロとした陰湿な復讐劇ばかりえがいていた香港映画界にあって、青い空をバックに白いカンフー着を基調とした明るい色彩、コメディの要素を取り入れ香港映画の新しい可能性を示したといわれる、当時新進気鋭の若手監督(のちにジャッキー・チェンを始めとする数々の新人を発掘してその名を馳せた)呉思遠(ウー・スー・ユェン)&倉田保昭&ブルース・リャンとのトリオで送る、倉田保昭の日本凱旋作品!(な、長いっ!(^^;)
それがこの「帰って来たドラゴン」だあっっ!
…まあ簡単にストーリーを紹介すると(と急にテンションが下がる(^^;)
密輸業者や麻薬売人のはびこる魔の巣窟。 この町を支配しているボスが何よりも大切にしているもの、それは時価2000万ドル以上と言われる天道12宮・仙を観る魔法の真珠珠「シルバー・パール」であった。 血気盛んな若者ゴールデン・ドラゴン(ブルース・リャン)がこの真珠に狙いを定め、それを知ったボスが呼び寄せた凄腕のカラテの使い手ブラック・ジャガー(倉田保昭)さらに正体不明の女ミァオもからみ、三つ巴の勝負が延々と続く。
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…ってなとこなんですが、なんといってもこの映画、主役のブルース・リャン(梁小龍 )のアクションが凄い!
もともとショー・ブラザースの殺陣師(初めて参加した時は16歳!史上最年少)だったが、呉思遠監督の『餓虎狂龍』の武術指導を担当している時にアクションとマスクの良さに注目され、アクションスターへの道を歩むことになった…そうな(また「カラテスター名鑑」みたいになってきたぞ?(^^;)
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なんか日本ではブルース・リャンという名前のせいか、ブルース・リーのバッタもんみたいに思われていますが、ハッキリいってアクションスター(というか武術家)としての実力はブルース・リャンの方が上だと思いますよ!
冒頭、チンピラを(文字どおり!)一蹴するシーンで背後の敵を蹴り倒すという、かって「空手バカ一代」でマス・オーヤマが「…修練を積めば可能」といった技をあっさりとやって見せるのにはビックリ!
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またそれと互角に渡り合う倉田さんも大したもんです! 実のところ今回ビデオキャプチャーしようとしたら、二人とも動きが早すぎて残像が残っちゃって、キャプチャーできなかったアクションがかなりあるんですよね(^^;)
(まあ相手がリャンだからこそアクションも発揮できるんでしょうけどねえ?「復讐のドラゴン」なんかだと、倉田さんも相手に合わせてアクション控え目になってましたからって…そういえば「英雄本色」でジミー先生と闘った時も…(^^;)
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次から次へと連続して繰り出す回し蹴り&後ろ回し蹴り! さらに(トリックなしのワンカットで)飛び蹴りで相手の頭上を飛び越えて見せたり、ブルース・リャンというアクションスターの非凡さには語るべきものが多くあるんですが…後年Gメンに出演した時にはもう太っちゃってたんですよね(^^;)
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そして!ラスト30分! リャンと倉田がとにかくひたすら走って殴り合って走って蹴り合って腕を振り回してポーズを決めて(笑)また走って…という、製作から25年たった今観ても、決して色あせることのないアクション映画の一つの金字塔がここにある!
…という作品なんですが!
必ずしもベスト作品ばかりが日本で公開されたわけではない70年代カラテ映画の秘めた力というものをまざまざと感じさせてくれる作品なんですよね〜(あああ!見てみたい作品がいっぱいあるのに〜!(^^;)
…というわけで、きまぐれムービーシアター第26回
「帰って来たドラゴン」をお送りしました!
「お楽しみはここまでだ!」