| きまぐれムービーシアター |
心に残るあの迷作を!
世界の怪作・奇作 大集合!
「お楽しみはここまでだ!」
第54回
ブラッド・エイプリル・フール
…というわけで、今回の作品は!
「記念日ホラーもの」のこの一本!
ブラッド・エイプリル・フール(APRIL FOOL'S DAY)だっ!
ストーリー
舞台はとあるハイスクール、いかにもオタクっぽい男子生徒を「いいことしましょうよン♪」と誘惑する色気あふれる女子生徒! もうこのオープニングとタイトルだけで(笑)
「4月バカにひどいイタズラをうけたヤツが復讐する話」
という構図が見えてまいりますが…お察しのとおりの展開です!(爆)
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「ハロウィン」や「13日の金曜日」あたりから始まるこの手の一連の作品なんですが、なんか香港クンフー映画の「特訓・復讐!モノ」と共通するティストを感じて安心(?)して見てられます!(笑)
まぁ「どれもみな同じに見える」と言われてしまっては「身もふたもない」んですが(^^;)
この映画の一応のヒロイン(?)が冒頭でオタク生徒・マーティンを誘惑する(役を演じる)キャロルという女子生徒。 演じるは「あの」キャロライン・マンロー! …って、1949年生まれのマンローが87年(くらい)製作の本作で「じょしこーせー」を演じるのはちと強引な気がちらほら(^^;)
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で!舞台は変わってゥン年後、いまや売れっ子のモデルだか女優だかになったキャロルの元にハイスクールのクラス会のお知らせが!
「クラス会に見せかけて、実は(元)悪ガキ連中だけが呼び出されたワナ」
…と思わせるような展開ですが、まさにお見込みのとおりです!(笑)
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さぁてと! もう後はひたすら殺人鬼と化したマーティン(らしい人物「お約束」どおりマスクで素顔を隠してるので誰だか分かりませんが、登場人物みな「マーティン」と思っているので便宜上そうしときましょ!)が(元)悪ガキどもを殺して殺して殺しまくるお約束の展開なんですが(笑)
なんせマーティン、この手の映画によくありがちな、人間ばなれするほど力のありあまった体育会系(?)キャラとは違い、見るからにひ弱な「使用前のメルヴィン(謎)」みたいなオタク系キャラ! だが、しかし!
「オタクにはオタクの武器があるっ!」
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・劇薬を仕込んだビールを一気飲みをしたやつの腹が溶けて内臓があふれだしたり
・バスタブの湯が劇薬になっていて骨だけ残して溶けてしまったり
・「一戦交えた」カップルがベッドのフレームに流した高圧電流で黒コゲになったり
…等々、理系殺人鬼マーティン、得意の科学力(?)を駆使! けっこう気合の入ったSFXとともになかなか見せ場のあるシーンの連続です!
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で、物語も終盤、一人残されたヒロインのキャロルがマーティンに(旧)校内追いかけ回され、因縁の女子更衣室(冒頭マーティンにイタズラをしかけた場所)に追いつめられ、マスクに手をかけた殺人鬼のその意外な正体は?
「やっぱりマーティンでした!」
ここは「お約束どおり」マーティンが返り討ちにあうシーンなんですが!
…と思ったら串刺しにされ、息絶えるキャロル! 「やったぞ!4月バカに復讐してやったぞ!と狂喜するマーティン!
…と思ったら「マァ〜ティ〜ン〜マァ〜ティ〜ン〜」とゾンビになって復活する今まで殺された連中!
…と思ったら「手術は成功したのよ」と看護婦が語りかける、顔中包帯で病院のベッドでのたうつマーティン!
…と思ったら振りむいた看護婦の顔はケロイド状態のマーティン!
…と思ったらケロイドのメイクをベリベリと引きはがすマーティン!
…と思ったらいきなり暗転・THE END!
…おしまいっ!(^^;)
…という作品なんですが!
ラスト3分のドンデン返しにつぐドンデン返しの展開は手に汗握る…というよりは、あぜんとすること必定!(^^;)
まぁおそらくこの作品、4月1日に封切られたんでしょうが…
という効果(?)をねらった(…のかなぁ?)ラストの展開を笑って許すほど観客の度量が大きかったのかは…まさに神のみぞ知るっ!(^^;)
…というわけで、きまぐれムービーシアター第54回
「ブラッド・エイプリル・フール」をお送りしました!
「お楽しみはここまでだ!」