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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第59回
極底探検船ポーラーボーラ


…というわけで、今回の作品は!

「国産恐竜モノ」のこの一本!

極底探検船ポーラーボーラ(THE LAST DINOSAUR)だっ!

ストーリー


海外では、それこそピンからキリまであるこのジャンル、何故か日本ではあまり例がないんですが(その代わり、と言ってはなんですが「怪獣映画」は数多し)

その中でも大御所・円谷プロの手になる日米合作映画が、地上に残った2頭の「最後の恐竜」の死闘を描いた、この「極底探検船ポーラーボーラ」だっ!…って、なんとかならんのか?このタイトル(T^T)

さて、この映画の(日本公開)タイトルになっている「ポーラーボーラ」ってのは、(そのまんま)北極の地底を堀り進むための、本来は特別石油探掘艇なんですよね。 で、その所有社が世界有数の大石油会社マステン社、そのオーナーが「現代社会最後の恐竜」とあだ名されるマステン(リチャード・ブーン)なんですが!

原題名"THE LAST DINOSAUR"ってのはこのマステンのことでもあるという、なかなかナイスなネーミングで大好きなんですが!…なんでまた「ポーラーボーラ」(T^T)…

で、このマステン、世界的なハンターとしても有名で「地球上の動物という動物はすべて狩り尽くしてしまった」ほどの男! もはやこの男に残されたターゲットは、太古に絶滅した恐竜くらいしかなく、恐竜マニアでもあるマステンはその中でも「暴君龍」ティラノサウルス・レックスを狩ることを生涯の夢として夢想する日々であった…

てなとこに!新型石油探掘艇「ポーラーボーラ」が北極海の海底を潜航中、突然見も知らぬ火口湖に急浮上してしまい、なんとそこは地熱の影響で、極寒の地にありながら太古の姿をそのままに残した、絶滅したはずの恐竜たちがすむ有史以前の世界だったのだ!

で、「一も二もなく」恐竜狩りにでかけるマステン一行! 再びポーラーボーラ号に乗り込みいざ出発!

…って、なんかこの話、「地底世界ペルシダー」「失われた世界」を足して2で割ったような気もせんこともないですが(^^;)

一行がかの地で遭遇したのは、まさに「地球上に存在した最大の肉食動物」ティラノサウルス! 幾多の獲物を血で染めた愛用のライフルでいどむマステンだったが、いかんせん相手がでかすぎる上に(唐突)にライフル銃が故障!

そうこうしているうちにキャンプ地を襲われ、停泊していたポーラーボーラ号をくわえてもっていかれてしまいます!(「キラキラ光るものに興味をひかれる」という描写あり。この設定はあとで有効に活用!) 

珍しいものを見つけたカラスのごとく、ポーラーボーラ号をくわえたティラノサウルスは無数の恐竜の骨が累々と転がる「恐竜の墓場」にもっていき、埋めようとしたところに、突然現れたトリケラトプスと大地をゆるがす大激闘! 2本の角で貫かれながらも、弱点の首筋にかみついたティラノサウルスが勝利!

一方、ポーラーボーラ(文明の利器)を失ったマステンたちは、ティラノサウルスに加えて原始人(…なぜかいるんですよね(^^;)とも戦うはめに! だが原始的な槍と投石しか武器のない原始人たちをを弓矢で撃退したマステンは、なおもあきらめぬ執念で巨大な投石器とライフル弾の火薬をひょうたんに詰めた炸裂弾を造り出し、いざ決戦!

反射版を使ってティラノサウルスの注意をひき、射撃地点まで誘導したマステンが放つ懇親の一撃! 頭部を直撃した巨岩にどうと倒れ伏すティラノサウルス! 歓喜の雄たけびをあげるマステンだったが、土けむりの中からふたたび立ち上がるティラノサウルスにもはやなす術はなかった…

ところが偶然、恐竜の墓場でポーラーボーラを発見、回復した無線機でようやく本船に連絡をとると、地殻変動の影響により、間もなくポーラーボーラ号は回収不能になり、この機会を逃すと永遠に文明社会に戻れなくなるという…

なおこの地に残ってティラノサウルスを狩ろうとするマステンに、同行した女性記者が
「あなたは立派よ…誰にもできないことをやったわ…でもどうかあの恐竜は見逃してやって! あれは最後の恐竜なのよ!」と懇願するのを
「俺も…そうさ」と応えるマステンがか、かっちょいい〜!

そしてポーラーボーラ号を見送ったマステンが向かう先に、再びティラノサウルスの咆哮が轟きわたるであった…!


…という作品なんですが!

いや〜、これってもともとアメリカのテレビムービー(死語?)用に制作された作品なんですが、なんでも放映時の視聴率があの「2001年〜」を越え、急きょ再放映された…てなことが当時の雑誌に書いてありましたなあ(で、「テレビシリーズ化も検討中!」だったそうだんですが、流れたみたい)

またこの主題歌がムチャクチャかっこいいんですよね!特にサビのフレーズの
His time has passed(彼の時は過ぎ去り)
There are not more(そしてもう戻らない)
He is "THE LAST DINOSAUR"(彼こそは「最後の恐竜」)
というくだりがもう最高!\(^o^)/(歌詞うろ覚え)

ううっ、レコード持っているんですが、ジャケットなくしちゃたしアナログだし聞けないんですよね(T^T)…(泣


…というわけで、きまぐれムービーシアター第59回

 「極底探検船ポーラーボーラ」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」

★超レア画像!

ポーラーボーラ巡行図

透視図解図

だっ!(クリックすると大きな画像が)