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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第81回
ジャイアントクロコダイル


…というわけで、今回の作品は!

「巨大ワニもの」のこの一本!

ジャイアントクロコダイル(GIANT CROCODILE)だっ!

ストーリー


「巨大ワニもの」数ある中で「神出鬼没・変幻(伸縮)自在」ぶりで他の追随を許さないのがこのジャイアントクロコダイルッ!

「先の大戦に終止符を打った原子爆弾。 だがその放射能は生態系に深刻を影響を与えていた…特にワニ!」ってな感じで冒頭、科学ドキュメンタリー風(?)のモノローグが流れるんですが、何故数十年を経た今「特にワニ」が?(^^;)といったささいな疑問はさておいて、とにもかくにも巨大化しますっ!

このクロコダイル「巨大ワニもの」でよくある手法「実写と作り物の使い分け」がなされているんですが「スケール感の統一」というものが全く考慮されてないあたりがご愛嬌(爆)

ちなみにこのワニ「イリエワニ」の眷属みたいで淡水域は言うに及ばず(淡水と海水が入り混じった)汽水域を経て大海原へも泳ぎ出す!(日本の海岸にも生きたワニが泳ぎ着いた記録が文献に残っているそうな)

さて本編最大のみどころ!水上生活者の集落襲撃シーン! これがもうほとんど(というか完璧)怪獣映画のノリで巨大化状態マキシマム! 河の流れを逆流させ海から戻った巨大ワニ、尻尾の一振りで集落根こそぎなぎ倒し、阿鼻叫喚の血の池地獄、真っ赤に染まった川底にバラバラ死体が降り積もる!

で、ストーリー後半、ワニに妻子を殺された医者とその親友、息子を失ったワニ狩りの猟師の3人が復讐に燃えて海へ乗り出す展開になるわけですが、特技監督に円谷プロの佐川和夫をむかえたのこの作品、B級映画の割に妙に構図に凝っていて「どうでもいいようなシーン」がやたら印象に残ります(笑)

そしていよいよクライマックス、ワニ対人間の死闘の描写がやたら「ジョーズ」してるんですが「海面にジャンプしつつのヒットアンドウェイ」など暴れっぷりはこちらの方がはるかに上!

そしてラスト!一人また一人仲間を失い、最後に残った医者が沈み行く船のポールにしがみつき、せまるワニへと最後の一撃、クワッと開いたその口にダイナマイトを放り込む!

お約束で大爆破っ!


…という作品なんですが!

「巨大ワニもの」では珍しく(ただ単に知られてないだけ?)タイ映画の本作品、香港映画と同じく全く余韻のないエンディング(爆破シーンでストップモーション)のため、医者の生死等、一切不明です(爆)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第81回

 「ジャイアントクロコダイル」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」