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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第85回
ザ・ゲート


…というわけで、今回の作品は!

「子供(ガキ)は世界を救う」のこの一本!

ザ・ゲート(THE GATE)だっ!

ストーリー


落雷により倒れた庭の木の跡にポッカリ開いた暗い穴。 それは物質と光に満ちたこの世界が誕生する前、暗黒の渦−混沌を支配していた「忘れられた神々」の世界・地獄とをつなぐ門(ゲート)であった!

ってな感じで壮大な世界観を「アットホーム」に(なんせ一軒家の中での3日2晩の攻防戦)描いた本作品、低予算ながら随所で見られる秀逸なSFXが光ります!

主人公はイタズラざかりの少年グレン、つい先日も悪友テリーと「ロケット打ち上げ実験」で屋根に大穴、両親にきつく叱られたばかり。 その両親もグレントと姉のアルを残し3日間のバカンスへ。

「チャンス!」とばかりにアルのハイスクール仲間が集まり大騒ぎ。 だがその時偶然がかさなり「ゲート」を開け古い神々を招く悪魔召還の儀式が成立してしまいます!

その鍵となった、暗黒の書「悪魔の聖書(バイブル)」を元につくられ発表後メンバー全員死亡したというヘビメタアルバム。 そのレコードを逆回転させると魔を滅し「ゲート」を閉める方法が!

「世界に放たれた悪魔が地獄をつくるためには、さらに2人のいけにえが必要となり、人類の滅亡は「ゲート」にかかっている。 そして悪魔を倒し「ゲート」を塞げるのは、ただ静かな熱意と愛と光のエネルギーのみ」

「ゲート」が完全に開ききる前に閉じることに成功したかに思えたのもつかの間、次々やってくる使い魔たちにテリーが、そしてアルがさらわれ最後の条件「二人のいけにえ」も成就、巨大なる魔王がついにその姿を現す!

「ゲート」から吹き上がる地獄の渦が空一面を覆いつくし、再び混沌が世界を支配しようとした時、グレンが見つけたもの、それはイタズラがすぎ取り上げられた誕生日プレゼント−最強のロケット玩具「サンダーボルト」愛と光のエネルギーだっ!

「まだ世界は終わらないっ!」 グレンの想いを込め大魔王にサンダーボルトが発射される。  その体に幾筋もの光の亀裂が走った次の瞬間、まばゆい光と共に砕け散る大魔王! 

衝撃でふきとばされ気絶したグレンが目覚めた時に見たものは朝日の中かけよるテリーとアルの姿、世界は再び光につつまれたのであった。


…という作品なんですが!

いや〜冷静に考えると結構(かなり?)ご都合主義な展開なんですが、テンポのいい演出で観ている間は全然そんな事気にならないんですよね。(まあご都合主義という点からいけば日本のアニメによくある「異世界とばされモノ」といい勝負なんですが) 

全米公開時(87年)には低予算ながら大ヒット「もう●百万人の人が「ゲート」をくぐりました!」って公開後の宣伝コピーがなかなかナイス(笑)

最後に登場のラスボス(?)大魔王デーモンロード、ランディ・クックによるモデルアニメートなんですが、劇中では画面が暗くデティールが分かりづらいけど、こんなです→(「宇宙船Vol.41」より転載)

劇中の設定では数メートル(さらに地獄まで続く(!)長大な胴体があるが当然姿は見せない)撮影に際しては60センチほどのアニモデルが制作され、使用されたそうな(右のサムネイルをクリックすればさらに大きな画像が!)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第85回

 「ザ・ゲート」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」