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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第94回
死亡の塔(後編)


…というわけで、今回の作品は!

「おめでたドラゴンもの」のこの一本!

死亡の塔(後編)(TOWER OF DEATH/GAME OF DEATH 2)だっ!

ストーリー


ボビーが見た死亡の「塔」の謎とは?
さらに爆笑、悶絶必至の展開が君を待つ!

(以上、死亡の塔(前編)からの続き) 

日本に渡ったボビーは(チン・クーの娘がもっていた)フィルムに写っていた男、ルイスの元を訪ねる。 ルイスは試合に見せかけての殺人をこよなく愛する男であり、敗者は「死の宮殿」と呼ばれる広大な敷地内に放し飼いにされているライオンのエサとなるのだ…って、ううむ、とても法治国家日本には存在を許されそうもないキャラ(笑)

(ちなみにルイスの従者が、挑戦者を試合前に敷地内の墓地につれていき、ズラズラと並ぶ墓石を前に「…お前らもすぐ仲間入りだ」と告げるシーン、墓石がどれもみな苔生したような年代モノなのがいとおかし(笑)

深夜、仮面をかぶった何者かに襲われたボビーは、翌朝そのことをルイスに告げた際何百年も前に一人の僧侶が地下に向かって建てたという死亡の塔の伝説を聞かされる…って、それをはたしてと呼んでいいもんなんだろうか?(^^;)

だがその夜、ボビーが美女とライオンに襲われていた時(「なんなんだ?」と言われても「見たまんま」なんですが)ルイスもまた何者かに殺されてしまい、ボビーは最後のてががり「死亡の塔」があるという寺院に向かいます! …さてこの後ボビーが「世界中の格闘技の猛者を倒しつつ、死亡の塔を地下へ降りていく」という展開を考えたあなた、

世の中そうそう甘くはない(謎)

エレベーターを見つけたボビー、そのまま地層断面図の中を一気に地下秘密基地へ…! ?地下1階?

これってやっぱり「塔」じゃないです!(^^;)

宇宙服を思わせるメタリックな未来センスの戦闘服にモリをもった戦闘員やターザン男を倒したボビー、「殺人光線のようなもの」がでている通路を突破、ついに死亡の「塔」(じゃないってば)最深部へ!

棺が安置された玉座の守護僧を倒したボビーの前に最後に現れたのは、なんと死んだはずのチン・クー! 実はチン・クー麻薬売買で巨万の富を築いた暗黒街の顔役で、敵対組織や当局の手をのがれるため死んだように見せかけようとしたところ、それに巻き込まれたビリーを誤って部下が殺してしまったのだ。

「目の前の男こそ兄の仇!」 「知られたからには生かしておけん!」
そしてはじまる最後の死闘!

いやもうこのシーンに限らず「死亡の塔」、ストーリー(?)のぶっとび具合と無関係に(笑)アクションの出来がすばらしく、主役(!)の唐龍(タン・ロン)の回転運動を基調にした(武闘というより舞踏のような)アクション、わたし大好きなんですよね〜

そして最後は光り物を持ち出したチン・クーが皮肉にも自らの狂刃に貫かれ、怒りをこめたボビーの蹴りにとどめをさされのだった(完)


…という作品なんですが!

なんかやたら巷の評判がよろしくない「死亡の塔」ですが、超一流の技術(スタッフ&キャスト)による作品そのものはメチャクチャ面白いんですよね〜(^_^)  まあ話の方もメチャクチャなんですけど(笑)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第94回

 「死亡の塔(後編)」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」