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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第107回
龍形摩橋(後編)


…というわけで、今回の作品は!

「呉思遠(監督)&黄正利(悪役)」のこの一本!

龍形摩橋(後編)(THE RING OF DEATH)だっ!

ストーリー


老夫婦からからそれぞれ伝授された剛の「龍形拳」と柔の「摩橋手」
これが元ははひとつの拳法から分かれたものであることが偶然判明
ここに天下無双の「龍形摩橋」が復活することに!

(以上、龍形摩橋(前編)からの続き) 

無敵の拳を身につけた主人公の青年(?そういやなんて名なんだろう?)もはや意地悪な師範代やドラ息子など敵ではなし!

ところがふとした偶然から(父と思い込んでいた)使用人と(実の父親の)提督の会話を耳にしてしまい、そこで聞かされたのは自分は提督の「若さゆえのあやまち」の望まれない子であるという悲しい現実。

悲しみにくれる青年にからむ通りがかりのサムライ。 これを一撃の元に打ち倒したところ、日本人特使からその腕を見込まれスカウトされることに?

それというのも近々宮廷内で開かれる予定の天子列席の武闘大会。 表向きは中・日・英それぞれの代表選手による親善試合なるもその実態は国威誇示の場であること明白。

田舎からでてきて以来のつらい想い出の数々が走馬灯のように頭をよぎり、青年はサムライの代理として日本代表として出場することを承諾!

試合当日、欧米代表出場選手は「酔拳の殺し屋鉄心」こと黄正利(ウォン・チェンリー)! なんで黄正利が欧米特使(演じるは「蛇拳の宣教師」ことロイ・ホラン)側の選手なのかよくわかりませんが、たぶん「外国人」ってことなんでしょうねぇ?(辮髪じゃないし)

そしてこの黄正利が強くて悪い! 櫓に組まれた闘場に登るや小馬鹿にしたように手にした酒をくらい、対戦相手を文字どおり一蹴! 酒を浴びせかけたたうえ櫓から蹴り落とし(即死)あまつさえイチモツをとりだし(下で倒れている相手に)放尿するにいたっては場内ブーイングの嵐!

そこに登場したサムライ姿の主人公。 怪しげな日本語とお辞儀をふりまきふるうは無敵の「龍形摩橋」!

不利をさとった黄正利、隠した刀で斬りつけると主人公も日本刀で応戦。 闘いの最中にヅラ(チョンマゲ)がとれ、正体(辮髪)を明かす主人公に朝廷サイドから同国人の健闘を称えるやんやの喝采、頭をかかえる日本の特使。

(動きづらい)キモノを脱ぎ捨て一段と切れを増す技の前に防戦一の黄正利、だが自ら指先を噛み切りしたたる鮮血で「化粧」を施し気を練るやいなや3倍(推測)にパワーアップ!(これと同じネタを「龍の忍者」でもやってましたなぁ)

壮絶な打撃・蹴撃戦の末、主人公の青年に凱歌が上がり、壮絶なファイトを称え全陣営から割れんばかりの拍手の渦! 拝謁を許された主人公の武勇を褒め称える天子の側には複雑な表情の提督(父)の姿。 仕官をすすめる天子の誘いを辞し、立ち去る主人公の目に一筋の光るものあり(完)


…という作品なんですが!

なにぶん字幕なしの中国語セリフ(北京語と広東語のバイリンガル!)のため内面の心理描写などかなりの部分を想像(妄想)で補っておりますが、呉思遠監督の演出がたいへんわかりやすく 、思わず日本語吹き替えのセリフが聞こえてきそうです(笑)

それにしても「石堅の老師」ってのはポイント高いですね〜 後半すっかりその存在が忘れられているのがちとナニですが(爆)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第107回

「龍形摩橋(後編)」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」

今回の作品をGETしたのは…

いつもお世話になっている
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