| きまぐれムービーシアター |
心に残るあの迷作を!
世界の怪作・奇作 大集合!
「お楽しみはここまでだ!」
第109回
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(最終版)
…というわけで、今回の作品は!
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(最終版)(NIGHT OF THE LIVING DEAD)だっ!
ストーリー
ピッツバーグの片田舎で(当時)無名の監督が撮った低予算映画が近代ゾンビ映画の「定説」となりはや30年。 それを祝して製作された「最終版」古今東西「その手」の作品が面白かったためし…があるかないかはさておいて(汗)
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今回新たに追加撮影された「ナイト・オブ〜」冒頭で姉弟を襲った「ファースト・ゾンビ」(?っていうんですかね?)誕生秘話が描かれる注目シーン!
少女暴行殺害の罪によりに死刑になった殺人鬼を「この目で死んだことを確認しないと夜も寝られぬ」という被害者遺族のたっての希望で電気イスから墓場へ直送、埋葬することにあいなるわけですが、棺に横たわるファースト・ゾンビ(30年前と同じ役者だそうな)
メチャクチャ老け顔になってます!(笑)
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この死体が生き返り、墓参りに着ていた兄妹を…って、「通常版」では姉弟のはずでは? (まあこのあたり字幕スーパーのむつかしさ、ってこともあるんでしょうけど過去にリリースされたソースとの整合性くらい調べておけばいいのに〜っ!)
<閑話休題>
で「…兄妹を〜」以後の展開はおおむね同じ(当然といば当然)なんですが、ところどころ追加撮影されたシーンあり。 中でも前作チョロッとでてきた「片腕女ゾンビ」本国ではよほどの人気キャなのか(?)新たな撮影パートでほとんど(ゾンビの)主役級!
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そんなこんなで「(脱出用)トラックにガソリンを給油しようとし誤って引火・逃げ遅れ焼け死んだカップルをむさぼり喰ったゾンビの群れが家の中になだれ込み(以下同じ)」という展開の中、ここでも手にした松明(元はテープルの足)をハンマー代わりにドアにふるうゾンビの姿が確認できます。
まあ実のところ「道具を使うゾンビ」ってのもゾンビ映画の中では決して少数派ではないんですけど(「サンゲリア2」の青龍刀片手に全力疾走するゾンビとか)これひとえに「ゾンビ」「サンゲリア」という二大タイトルの印象が強すぎるからなんでしょうねー
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それはさておきゾンビ映画の重要な要素のひとつ「肉親殺し」 この人類最大のタブー(一応)がドラマのスパイスとなり「死した後ゾンビと化した肉親との対峙」という見せ場(たいていのゾンビ映画にはクライマックスシーンのひとつとして用意されているはず)につながっていくわけで、この場合「ゾンビに喰われ」ても「ゾンビを殺し」ても「肉親殺し」という生理感覚を逆なでするシーンが成立するというあたりがアイデアもの!(「ペットセメタリー」なんて全編そればっかという感じですが)
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で、オープニング(新撮部分)にでてきたスキンヘッドの牧師が狂言回しのような役どころでラストにも登場、
「ゾンビは邪悪な魂が人間の肉体に宿った悪魔。 はりつけにし、地獄の業火で焼き尽くせ!」と叫ぶシーンと前作ラスト・死体を集めて荼毘に付すシーンがオーバーラップして「完」
…という作品なんですが!
「…その昔何人かの男が集まったところに酒が持ち込まれたがみなで飲むにはやや足らず、この中で一番早く蛇の絵を描きあげた者が(以下略)」なる寓話をついつい思い出してしまいましたが(笑) しかしこれって日本のビデオパッケージでは「最終版」とうたってますが、本来は「30周年記念版」なのでは? ってことはまだまだ違うバージョンが楽しめ(?)そうな予感もチラホラ(ひところ流行った「デジタル彩色版」ってのもありましたな)
…というわけで、きまぐれムービーシアター第109回
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(最終版)」をお送りしました!
「お楽しみはここまでだ!」