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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第116回
チャド


…というわけで、今回の作品は!

「生ける屍たち」のこの一本!

チャド(C.H.U.D.)だっ!

ストーリー


大都会に暮らすホームレスの中でも縦横無尽に広がる地下道を住処とするアンダーグラウンド・ピープルと呼ばれる一群。 その浮浪者の群れが急速に姿を消すのと時を同じく行方不明事件が多発、現場近くには常に下水へ通じるマンホールが?

飼い犬の散歩中に失踪した妻を捜す刑事と(偶然知り合った)写真家が地下に潜入すると、ガラクタの山の中になぜか完動品のガイガー・カウンターが? そして「下水からあらわれた怪物にお祖父ちゃんが殺された」と少女(孫娘)の証言。

参考人として召集された原子力規制委員会のメンバーにより明かされた衝撃の事実。 

それはかってこの地区を放射性物質(核燃料?)の搬送路とする計画が頓挫した際、すでに運び込まれたまま放置された放射性物質と、その影響により地下生活者が突然変異したと推測されるC.H.U.D.(Cannibalistic Humanoid Underguround Dwellers=喰人性地下類人生物)の存在だった!

迷路のようにはりめぐらされた地下道から(マンホールのある場所なら)地上どこにでもあらわれる神出鬼没の喰人鬼・チャド。

隠密裏に事件の解決を図った当局も地下に潜行した武装隊が全滅(火炎放射器を含む火器の効果なし)血の海だけを残し一区画の住民全員消滅(殺戮)するに及んで、ついに地下道に(唯一効果が認められた)ガスを充満、場合によっては火をはなち焼き払うという一大殲滅作戦を?!

だが実は、地下に眠っているものは単なる放射性物質などではなく不法投棄されたC.H.U.D.(Contamination Hazard Urban Disposal=高危険度放射能都市廃棄物)だったのだ!

そして(マンホールをふさがれ)ガスを流し込まれたチャドは一般家庭やビルの排水孔から群れをなし「上陸」しつつあった…。

結局(政府と結託して核汚染物質を不法投棄していた)原子力委員会の黒幕は(地下道のチャドもろとも)爆死。 事件そのものも「大規模なガス爆発による事故であり”怪物”のうわさは悪質なデマ」と報じられ、街には再び平穏が戻ったかに見えたのだが…?

−また今夜も誰かの悲鳴が−(完)


…という作品なんですが!

「不法投棄された●●により突然変異をおこした(以下略)」ってのは前回レビューの「ミュータント 人類改造計画」と基本コンセプトがいっしょなんですが(っていうか50年代から連綿と続くB級SFモンスター映画の「王道」)よく考えるとこれも「生ける屍」ではないような?(汗)

まあ「喰屍鬼(グール)」みたいなもんだから結果は似たようなもんでしょう!(なのか?) 続編(正式な続編かどうかは不明)の"C.H.U.D.2"がたしか「ゾンビ・パラダイス」だかなんだかいうトホホなタイトルでビデオ化されてたことですし(未確認)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第116回

「チャド」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」