Sponsored Link
きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第118回
ミイラ転生


…というわけで、今回の作品は!

「生ける屍たち」のこの一本!

ミイラ転生(DAWN OF THE MUMMY)だっ!

ストーリー


ミイラ転生って…ゾンビじゃないじゃん?!」とお嘆きの貴兄も心配無用、ひとたび本編見たならば

「…これのどこがミイラやねん!」となるは必定!(笑)

紀元前3000年、残虐なファラオとして怖れられた王サフィラムン。 死した後ミイラ化の秘儀がほどこされ、莫大な財宝・従者ともども埋葬される際にかけられた呪い「サフィラムンの眠りをさまたげる者には死がおとずれる」 そう、それは「ミイラの夜明け」とともに…

時は現代、遺跡盗掘の墓荒らしが伝説のサフィラムンの墓所を掘りあてたところに偶然やってきたのはニューヨークから来たファッション雑誌の撮影隊。

「これ幸いなシチュエーション」と喜び勇んで撮影開始(墓荒らしも学術調査と誤魔化すのに精一杯)ところが撮影用のライトの熱で(包帯を固めた樹脂が溶け出し)ミイラがよみがえってしまいます! 

てなわけで物語後半、復活したサフィラムンと従者(のミイラ)たちが近くの村になだれこみ、村人たちを手当たりしだいに喰って喰って喰いまくる展開となるわけですが、なんでまたミイラが人肉をむさぼり喰わにゃあならんのか「もちろん」一切の説明はありません!(爆)(だいたい「ミイラもののお約束」では「墓をあばいた者だけに(因果応報の)報いが」ってことになっているんですけどねー)

またこのミイラたち(特に従者)のみずみずしいことといったら、とても5千年近く熱砂の中に埋もれていたとは思えない!…って、もしや「水分(血肉)を吸収してリフレッシュ」って設定かも?(それじゃ楳図かずおの「ミイラ先生」だってば<ネタ古すぎっ!)

そしてラスト! ライフルの弾すら受けつけず、ダイナマイトの直撃にもビクとしない不死身のファラオを倒すべく、爆薬を満載した小屋におびきだしこれに点火。 業火につつまれ、ついに崩れ落ちるサフィラムン!

…だが歓喜の声をあげ引き上げる撮影隊の背後、火の海の中から虚空をつかむ一本の腕が(完) 


…という作品なんですが!

「転生」しちゃったらミイラ(魂の帰る器)じゃないのでは?という疑問はさておき、これってユニバーサルの「ミイラ再生」にひっかけたんでしょうね…ってのは考えすぎ? (だいたい原題の"DAWN OF THE MUMMY"そのものが"DAWN OF THE DEAD"(ゾンビ)のパロディなんでしょうけどいきなり「夜明け」がくるというのもなんともかんとも)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第118回

「ミイラ転生」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」