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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第121回
ゾンビ・クィーン


…というわけで、今回の作品は!

「生ける屍たち」のこの一本!

ゾンビ・クィーン(LA MORTE VIVANTE)だっ!

ストーリー


汚染物質のドラム缶を不法投棄中の男たちが、壁の穴から隣をうかがうと、そこは歴代当主が眠る墓所。  宝石貴金属を強奪中の不意の地震に、横転したドラム缶からあふれる廃液のガスを浴びた死体の目が?!

墓荒らしの目をえぐり、喉をきりさいた返り血で冥衣を紅に染め立ち上がるうら若き女性の死体。 あふれる血潮を飲み干すや、墓所からさまよい地上へと。

墓所の上に建つ館に足を踏み入れ、見るもの触れるもの全てが奇妙な感覚を揺り起こす? そして居間に飾られた仲睦まじげな幼い二人の少女の写真に手をふれた瞬間−混沌の中からかすかに甦る響き−。
「…永遠にあなたを愛すわ、エレーヌ…!」

生き返った(?)女の名はカトリーヌ、写真の少女は親友「だった」エレーヌ。
偶然再会をはたした、生者でも死者でもない存在になり果てた親友の姿に苦悩するエレーヌの胸に甦る幼き日の誓い−「どんな姿になろうとも永遠にあなたを愛す」

生の国にとどまるため、生き血をすすり続けねばならぬカトリーヌのため「獲物」を調達するエレーヌの「友情」はすでに狂気の域に?!
だがカトリーヌ自身、呪われた存在として生きるよりむしろ、安らかな眠り=永遠の死を望んでいたのだった…。

囚われの獲物を逃がし、川に身を投げるカトリーヌを必死で救いあげるエレーヌ。 だが恐るべき「飢えと渇きの衝動」はもうすぐそこに。

「…お願い、逃げて。 エレーヌ!」哀願するカトリーヌに微笑むエレーヌ。 「カトリーヌ…あなたが死んだらわたしも死ぬわ…!」

−そしてその瞬間が−。(完)


…という作品なんですが!

「血とバラ」(吸血鬼カーミラ)以来伝統の「レスビアン吸血鬼モノ」のバリエーションとも言える本作品「ゾンビものかどうか」の判断がちとナニなんですが(汗)冒頭(直接の説明はないものの)「不法投棄された汚染物質の影響で死体が甦る」展開は「ミュータント 人類改造計画」とほとんど同じフォーマットだからいいでしょ!(っていうかこっちの方は完全に「生ける屍」ですし)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第121回

「ゾンビ・クィーン」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」