Sponsored Link
きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第132回
ミル・マスカラスのゴング1
〜死霊レスラー 復讐のラリアート〜


…というわけで、今回の作品は!

「ルチャ映画」のこの一本!

ミル・マスカラスのゴング1(LAS MOMIAS DE GUANAJUATO)だっ!

ストーリー


多くのミイラが保存されるメキシコの観光名所・グァナファート。 だがその中でも一際異彩を放つミイラの姿?

その昔「悪魔王」サタンと恐れられたレスラーだったこの男、悪魔を崇拝しその力を借りて無敵不敗のチャンプとなるも、伝説の「銀仮面の聖人」サントに王座を奪われ「ミイラとなりて100年後、復讐のため復活す」と予言を残しこの世を去ったが−。

その「銀仮面の聖人」こそメキシコの英雄「聖者」エル・サントの100年前の先祖であり「100年後の今日」まさに予言どおり「悪魔王」サタンは復活を遂げたのだった!

…という基本シチュエーションだけでもこの映画のトンデモなさが分かろうというものですが(笑) この後唐突に「仮面貴族」ミル・マスカラスとブルー・デーモンの超人気タッグの試合シーンが延々と続き「サタン復活」を目撃した小人のインチキ観光ガイド・ペンギンが控え室を訪れ、事件の解決を親友のマスカラスに依頼するというさらにトンデモない展開に!(爆)

その昔「プロレススーパースター列伝」なるマンガ(原作・梶原一騎)で「メキシコでは人気プロレスラー(ルチャドール)は映画俳優を兼ね…云々」なる「アントニオ猪木・談」を読んだときは大いに眉に唾つけたものですが、今この場をかりて天国(?)の梶原先生に不明を恥じたい所存!

(しかし日常会話のシーンもマスクをかぶったまま(毎回コスチュームが!)で不自然と感ぜぬあたり「国民性の違い」ってやつなんでしょか?)

そんなこんなで復活のサタン、まず手始めにブルー・デーモンのマスクを奪い、配下のミイラ(!)をニセモノに仕立て殺人事件(哀れデーモン指名手配の身の上に?)これも全てサントをおびき出すための巧妙なワナ…って、なんでそんなに100年後の事情(子孫のサントの交友関係)に詳しいのかサッパリですが「被害者の首の骨が折られてる」という理由だけで「頭に衝撃をうけ気の狂ったレスラーの犯行」と(にせデーモン目撃前)まず疑ってかかる警察を「国民性の違い」で片付けてしまうのはいかがなものかと。

そしてついに街中にあふれだし、無差別テロの不死身のミイラ軍団(当初の目的はもはや忘却の彼方)には警察のピストルも歯が立たず、絶対絶命大ピンチ!(にげまどうエキストラの演技が見物) だがそこに颯爽と現れた銀の仮面のあの人は?!

伝説の聖者エル・サント!

サントパンチにサントキック。 マスカラスとデーモンも加勢に加わり、往来のど真ん中で繰り広げられるサタン率いる悪のミイラ軍団とサント以下正義のマスクマンの大バトル! だが幾度倒されても甦るミイラたちに旗色劣勢の正義超人(?) が、その時「ミル、わたしの車から銃を!」

(文字どおり)火を吹くサントガンに砕け散る悪の軍団!

「サント!なぜここに?」と問うマスカラスに
「いや、次の試合の途中でたまたま立ち寄ったんだが…伝説が再現されてるのかと思ったよ (注;されてます) 」と答えるサント。
「みんなで再会を祝おうぜ!」とデーモン
「それはいいね! まずはぶ厚いステーキに…」と大喜びのマスカラス、ガールフレンドの「あら、あなたはダイエット中でしょ?」の言葉に思わず「ショボン」

ワッハッハと大笑いの一同−(完)!


…という作品なんですが!

いやもうこの目で実際観てみないことには、にわかに信じがたい内容で(笑)メキシコでのルチャ・リブレが(大衆娯楽として)日本のプロレスよりはるかにステータスが高いこと、サントとマスカラスの「格の違い」なんかが分かって大変興味深いんですが、内容的にはほとんど「実写版・キン肉マン」の世界です(爆)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第132回

「ミル・マスカラスのゴング1」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」