| きまぐれムービーシアター |
心に残るあの迷作を!
世界の怪作・奇作 大集合!
「お楽しみはここまでだ!」
第133回
ミル・マスカラスのゴング2
〜必殺ブレンバスター! グァナファートの秘法〜
…というわけで、今回の作品は!
ミル・マスカラスのゴング2(EL ROBO DE LAS MOMIAS DE GUANAJUATO)だっ!
ストーリー
多くのミイラが保存されるメキシコの観光名所・グァナファート…(って、なんか「常春の国」みたい) 漆黒の闇を裂き疾走する馬車より降り立つは中世の大妖術師・カリオストロ伯爵。 並々ならぬ叡智により数百年を生き永らえ、無知な大衆により「妖術師」と恐れられ葬られた「古の科学者たち」の恨みをはらすため「人類を教化する」妄想にとりつかれた稀代のキチガイ科学者・ライモンド教授の招きに応じその研究所を訪れたのだ。
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教授発明「精神コントロール装置」のエネルギー源に必要な、グァナファート鉱山のどこかに眠る「秘石エルニオ」採掘のため、100年前の鉱夫のミイラを妖術で復活…てな「泥で縄を編むがごとし」の作戦展開!
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…という基本シチュエーションだけでもこの映画のトンデモなさが分かろうというものですが(笑) この後唐突に「仮面貴族」ミル・マスカラスとエル・ラヨ・デ・ハリスコの超人気タッグの試合シーンが延々と続き「ミイラ復活」を目撃したさえない中年男トマスと少年エフレンが控え室を訪れ、事件の解決を親友のマスカラスに依頼するというさらにトンデモない展開に!…ってのはすでにどこかで書いたような?(爆)
このシーンでマスカラスが見せる「マスク早脱ぎ(取り替え)パフォーマンス」はマジすごく、日本で見せた「オーバーマスク脱ぎ捨て」の比ではなし!(文章では説明しづらいんですが「次々とマスクをかぶりつつ脱ぎ捨てる」というもの)
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かくして結成された正義のマスクマン軍団(ミル・マスカラス、エル・ラヨ・デ・ハリスコ、ブルー・エンジェル) まずは地道に、ミイラを目撃した共同墓地から続く馬車の跡を追いかけるという超ローテク捜査術(虫メガネで路上を探るマスカラスの演技が爆笑必至)
片や悪の軍団も「おお…見える。 やつらが鉱山に向かうのが!」とカリオストロ伯爵の「透視術」が「頭に手をやり遠い目」演技のチープぶり(笑)
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潜入捜査の若手二人(エンジェル&ハリスコ)に「本部」 (なんの?って言われても困るんですが) から指示のマスカラス。 腕時計型通信機の「つもり演技」が(先の「透視術」と並び)ほとんど子供の「ゴッコ遊び」(爆)
劇中「後は警察にまかせては?」との極めて常識的な見解に「断固われわれで解決するのだ!」と一歩も引かぬマスカラス。
「我々の任務は正義を守り弱きを助けることだろう?」
って…そ、そうだったのかぁ!(汗)
その頃ライモンド教授、渾身の発明「電子頭脳」を手に「これを埋め込めば人間もミイラも思いのまま。たとえ呪文の効力が失われようとも!」と気色満面。 一ヶ所に集まると(高エネルギー反応により)大爆発を起こすエルニオを利用した超破壊爆弾を盾に人類に宣戦布告…って、微妙に論点がズレつつあるような?
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(とにかくなんやかやで)悪の本拠地…近くの森に乗り込む正義超人に襲いくる悪の軍団! 幾度倒されても甦る…ってのも前回やりましたが(笑)ミイラの頭部にセットされた電子頭脳をリセット(単にカポッと取り外すだけ)バッタバッタと打ち倒すマスクマン軍団に「わたしの電子頭脳をぉぉっ?…ならばいっそ!」と自爆装置を起動させるライモンド教授(何故?)
「脱出!」 ひた走るマスカラスたちのはるか彼方の丘の上(爆)大爆発の噴煙をあげるアジトの中、炎につつまれる教授と伯爵。
人類の危機を救い、颯爽とひきあげ高らかに謳いあげるマスカラス−。
「任務完了!」 (完)
…という作品なんですが!
これまた話だけ聞くと「そんなんウソやろ!」と言いたくなるような(笑)
「ミル・マスカラスのゴング1」では美味しいところをサントにさらわれたマスカラス、今回は完全主役で大いばり。 ますます「ヒーロー物」の要素が強くなり、さらに「実写版・キン肉マン」の世界へと…って、その分荒唐無稽度も幾何級数的に増大しているんですけどね(爆)
…というわけで、きまぐれムービーシアター第133回
「ミル・マスカラスのゴング2」をお送りしました!
「お楽しみはここまでだ!」