| きまぐれムービーシアター |
心に残るあの迷作を!
世界の怪作・奇作 大集合!
「お楽しみはここまでだ!」
第145回
バッド・ティスト
…というわけで、今回の作品は!
バッド・ティスト(BAD TASTE)だっ!
ストーリー
夜空に輝く幾千幾万の星より過去幾度なく地球を襲った 外宇宙からの侵略者たち (中には恒星間航行を行う知的生命体にはとても見えぬ輩も混じってますが) さてその中でも今回は「ミート・ザ・フィーブル」「ブレイン・デッド」等で知られるニュージーランドの鬼才ピーター・ジャクソンの商業映画デビュー作。 脚本監督は言うに及ばず、メイクに出演SFXとまさに八面六臂の大活躍「バッド・ティスト」の登場だっ!
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平和な田舎町カイホロを突如襲った緊急事態。 「宇宙人が町の住民をみな殺しに−!」 の通報を最後に途絶えた消息。 調査におもむいた隊員が見たもの、は頭部を破壊されない限りその攻撃をやめることのない恐怖の 人食いエイリアン の群!
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…てな感じで全編これスクリーンを覆わんばかりの 血と肉片と内臓と汚物 がぶちまけられる展開が以下延々と続くわけなんですが、見るからに頭のイカれた隊員デレク(演じるは監督ピーター・ジャクソン)が崖から落ちた衝撃でパックリ割れた頭部からこぼれる 脳ミソ を再三拾ってつめなおすシーンはもはやほとんどギャグ寸前!(っていうかこの映画のカラー全体が スラップスティック・スプラッタとでも言うような血しぶきギャグ で彩られてるんですが)
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…にしても、こぼれるたびに「少し足りなくなった脳ミソ」をカモメの内臓や宇宙人の脳ミソで補うシーンや、その正体は (地球へ食材=人類を求めてやってきた) 食肉人種 の宇宙人が「試食品」と称し 人肉シチュー (エイリアンの一人が吐き戻した 未消化のゲロ )を回し呑みするシーンはもはやギャグの領域を越えているような気もチラホラ(笑)
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そんなこんなで正体がバレた宇宙人と防衛隊との(血と肉片と内臓と汚物が飛び散る)激しい 銃撃戦 の末、一人生き残った宇宙人のボスが「サンプル品(=コマギレで箱に詰め込まれた町の全住民)」を母星に届けるべく 住宅型宇宙船 (そのまんま家!)で大気圏を脱出。 だがそこには血まみれのチェーンソーを手にした狂気のデレクが?
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くりぬいた天井からチェーンソーもろともマッ逆さま、ボスの胎内を潜りぬけたデレク( 「また産まれちゃったよ!」 のセリフがなんとも秀逸)血肉ベッタリのボスの 生皮 を着ぐるみがわりに身にまとい、本星へのホットライン=一見ただの電話=を手にとって−
「ぶっ殺しにいくからな!」 (完)
…という作品なんですが!
もはやストーリーなんてあってなきがごとし(笑)ただもうひたすら人体破壊のスプラッタギャグを無心に楽しむ姿勢が吉、かと(筒井康隆の「トラブル」みたいなもんなんでしょかね?)にしてもデレク役を熱演(?)のピーター・ジャクソン、一目で「それ」とわかる オタク顔 は万国不変の「なにか」を感じさせてなかなかいい味だしてます(爆)
…というわけで、きまぐれムービーシアター第145回
「バッド・ティスト」をお送りしました!
「お楽しみはここまでだ!」