Sponsored Link
きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第155回
ゾンビ3


…というわけで、今回の作品は!

「生ける屍たち」のこの一本!

ゾンビ3(THE NIGHTS OF TERROR)だっ!

ストーリー


発掘現場から掘り出した 古代の石版 を解読
「秘密を知っているのはわたしだけ、信じられん…だが真実だ!」
と独り驚愕の老教授、再び出かけた遺跡の中で唐突に現れた ゾンビ に襲われ絶叫とともに息絶える。

…てな感じのメチャクチャ唐突なオープニングの後、ただただひたすら人里離れた別荘地を舞台に 死者VS生者 の死闘を描く本作品。 数多あるゾンビ映画の中にあっても 「ストーリー性皆無」 という点において並ぶモノなし(死者復活の原因についても、教授が密かに研究中だった 「古代エトルリア人・死者復活の秘儀」 らしいことが「チラ」と語られるだけで劇中フォローは一切なし)

ただ特筆すべきはこのゾンビ、 実に巧みに道具を使う そのさまは、あたかも「2001年宇宙の旅」で進化した猿人が獣骨の棍棒をふるうかのよう(笑) 窓を閉めにきたメイドの手を 投げナイフ で縫いとめて 大ガマ で首をはねるわ、 手斧 でドアを叩き割るは、総勢で抱えた 丸太 で門扉をブチ抜くは、とても半ば骸骨と化し腐れはてた(眼窩は溶け落ち頭蓋の割れ目からは壁土のごとき内容物が粉を吹く)屍骸とは思えないほど

かような敵を相手に(通常のゾンビ相手では「定石」の) 篭城作戦 など効果なく、閉じ込められた 男女9人(夫婦3組+ガキ+メイド&ボーイ) 次々と屍者の胃の腑を満たすことに。 次第に仲間が喰われていく中、遂に別荘からの 脱出 を決意するも、無事逃げおおせたのは半数にも満たぬ僅か4人。 だが助けを求め駆け込んだ僧院もすでに屍者で満ち溢れ(「たった今」死んだ=喰われたはずの僧侶の死体がやけに朽ち果てているのは単に気のせい?)最後に逃げ込んだ(大工の仕事場らしき)納屋の中で見たもの−は?

「マイケル?!」
−ゾンビと化した仲間に喰われ、すでに死の世界に旅だったはずの少年マイケル−

(ちなみにこのマイケルってのが腺病質のマザコンボーイで、母親(色気タップリの熟女)と再婚した義父の情事を盗み見るわ、恐怖に怯えるどさくさに母親の胸をまさぐり股間に手をのばすわ、見るからにキモい外見とともに劇中最も異様なキャラクター)

「近づくな!アレはもうゾンビなんだ!」
仲間の静止をふりきりマイケルの元へ駆け寄り、求められるまま幼子に乳を与えるよう含ませる母親であった、が−。

ぶちぶちぶちぃっ!

乳房を喰いちぎられ悶死する母親の屍骸をむさぼり喰らう、
いつの間にか納屋に溢れかえった屍者たちに追いつめられていく最後の男女
−それにかぶさるエンディングロール−

墓開き 死霊現れ
恐怖の夜 訪れん
−"黒グモの予言"−
(完)


…という作品なんですが!

いやもういつ見ても中味スカスカのわけ分かんないストーリー(?)展開がわたし的にはもうサイコー!(爆) ( 「うじわき肉踊る」 のコピーがあまりにステキなビデオジャケットでもあらすじについては一切ふれてませんでしたし)

…分かんないといえば「ゾンビ3」って邦題(ビデオタイトル)もよく分かんないんですねー? これって、たぶん「サンゲリア(=ZOMBIE 2)」を意識して(?)つけられた、とは思うんですが(そういえばゾンビメイクもどことなくサング風)もちろん「ゾンビ」とも「サンゲリア」とも全く関係ないことは言うまでもなし(笑)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第155回

「ゾンビ3」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」