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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第156回
グルメホラー・血まみれ海岸人喰いクラブ
地獄のシオマネキ
  〜カニ味噌のしたたり〜


…というわけで、今回の作品は!

「海洋モンスター」のこの一本!

地獄のシオマネキ(GIANT CLAWS)だっ!

ストーリー


爆発する人口増加と環境破壊に深刻化する 食料危機 を救わんと、とある島に建てられた 海洋生物成長促進研究所
「我々が研究中のカニは遺伝子操作に加えさまざまな成長ホルモン投与の結果、わずか9ヶ月で成体に」

…って、 メチャクチャ怪しげな食材 では?(汗)
−そんな矢先に原子力発電所で突然の事故発生!−

高濃度の放射能を含んだ温水の影響ゆえか、みるみる 異常増殖 成長 をとげる カニ の群。 禍禍しい凶器と化したそのハサミに犬が−人が−無残にも切りきざまれ、血まみれで倒れていく地獄絵図に島民たちは大パニック。 だが新たに発見された巨大な「抜け殻」は、想像を絶するさらなる破滅の襲来を暗示していたのであった!

「ハサミだけでも数十センチ」と推定される大ガニを追って島の奥深く分け入り見たモノは「ハサミだけでも数メートル」はあろうかという巨大な化け物!!

ATOMIC (放射能) BIOlOGY (遺伝子操作)そして CHEMICAL (成長促進ホルモン)
50年代以降全てのモンスター誕生要因をミックスしたその恐るべき実力は?!

「動かざること山の如しっ!」(爆)

「山車のように地を滑る」と称えられた、かの「ジャイアントスパイダー大襲来」の宇宙グモをも凌駕する、地に足が生えたかのごとく微動だにせず二本のハサミをふりたてるその姿に思わず知らず 「♪とーれとーれピッチピチ♪」 とフレーズを口ずさむのは関西人の悲しい性か。

(それはさておき)ライフルの弾丸すら跳ね返す鉄のヨロイに 「こんなこともあろうかと」 研究所が用意した 対巨大海洋生物用麻酔弾

「弾はこれ一発しかない。 ヤツがハサミを伸ばした瞬間、関節の隙間を狙うんだ!」
なんとかスキをつこうとするも、二本のハサミを振り立てる巨大ガニに死角なし?! だが決死の覚悟で足に取りつきワイヤーを。 起重機で巻き取り動きを封じたその刹那−!

撃ち込まれた麻酔弾にみるみる動きがにぶくなるっ!
(…最初からにぶいんですが)

小山のようにそびえ立つその背中に仁王立ち、手にしたモリを突き立てること幾度か。 鋼のごとき装甲の間隙を抉る切っ先からダクダクとあふれるドス黒い体液が砂浜を漆黒に染め上げた時−。

ついに動きをとめるその巨体っ!
(…最初から動いてませんが)

かくして危機は去った。 だが食料危機とテクノロジーの進化が続く限り、第2第3の巨大食材が新たな脅威となって,再び人類の前に立ちふさがらないとどうして断言できようか? 

−かくして−
喰うか喰われるかの死闘
は未来永劫果てることなし(完)


…という作品なんですが!

「狂った80年代」 ビデオバブル の全盛期、ステキな映画(ビデオ)が続々と海を渡ってやった来た古き良き時代を象徴するかのような本作品。  「カニ料理屋で舌鼓を打ちながら考えた」 と言われる ムダに長いタイトル の脱力さ加減も実にいい味だしてます(笑)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第156回

「地獄のシオマネキ」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」