| きまぐれムービーシアター |
心に残るあの迷作を!
世界の怪作・奇作 大集合!
「お楽しみはここまでだ!」
第163回
怪奇!吸血人間スネーク
…というわけで、今回の作品は!
怪奇!吸血人間スネーク(SSSSSSSNAKE)だっ!
ストーリー
ヒトがヘビになっちゃう
「モノ」
って…あるのか?そんなジャンルが?!
と疑いの貴兄もご安心(?)アダムとイブの昔より、邪悪の化身と相場が決まったこのヘビに化身の映画は数知れず!(ってほどでもないんですが)まずはその中からメジャーの一本「怪奇!吸血人間スネーク」だっ!
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星さえ眠る真夜中に木箱を運ぶ男がふたり。
「毎日寝そべって客の顔を見てりゃいいんだから、座長なんかよりいい身分だよ。」とうそぶく人相卑しき男が一瞬浮かべた敬虔な顔
「博士、あんたは間違いなく歴史に残る…初めて会った、本物の天才だよ!」
との賛辞に
「…失敗を誉められるとはな」
と自嘲気味の怪しき会話。
翌日、古い友人の学科長に「前の助手が急に辞めてしまってな…優秀な学生をひとり紹介してくれんかね?」と依頼するのは件の「博士」ストーナー教授
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斡旋された好青年デイビッドに 「ここで働くには免疫にならないと」 (博士の専攻は毒蛇の研究)と毒蛇王・キングコブラの 血清注射
その夜、博士の娘(兼助手)クリスティーナ、家族同様のニシキヘビ・ハリーを交えた晩餐会で信仰について論じる博士
「エデンの園で禁断の実を食べて得た知識を誤用したその結果、人間は破滅の危機に瀕している」との博士の主張に
「でも人間は意思と知識の力で
生存する道
を見つけると思いますよ」と応えるディビッド。
「そう思うか?私もだ!
人類は発展し、生き残る
…私達もその
一助
に!」
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つぎの朝、鏡に映った−全身の皮フが剥がれた−己が姿に驚愕のディビッドに 「なに、一過性の副作用だよ」 と血清注射を続ける博士。 だがディビッドの身の上には <体温低下・鼻孔扁平・まぶたの後退> など確実に数々の 「異変」 が?
そんなある日、いつしか惹かれ会う仲のディビッドとクリスティーナが週末のデート・場末のカーニバルで見た見世物
「ヘビ人間」
だがそれこそが「前の助手」の変わり果てた成れの果て−来るべき未来の姿−と今の二人には知る術もなし。
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狂気に彩られた博士の野望
それは来るべき終末の世を生きぬくため、人類を生物学的に
進化
させること
「最後の注射」を手に囁く博士
「この注射は君への洗礼−新しい存在への出発点
君は新しいアダムとなり、公害の中を生き抜き破壊や飢餓や伝染病を克服し
生き・繁殖し・勝つのだ!
」
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−そして始まるメタモルフォーゼ−
降臨したのは…ただのヘビ?!
(…オイ
ここで事態は急転直下
「ついうっかり」の不注意からコブラに噛まれ博士は頓死
異変を感じ駆けつけた娘が見たものは
マングースにむさぼり喰われるディビッド(完)
…という作品なんですが!
さんざん煽ったその挙句
「最終進化がただのヘビ!」
…ってのはズッコケ(死語)もいいとこですが「無意味にステキな邦題」も大いに看板に偽りアリ、かと。
それはさておき
「新人類を造ろうとして失敗作を見世物に」
という図式は翌'73年製作の
「悪魔の植物人間
(THE MUTATIONS)
」とソックリまんまですが、この時代のこれがトレンド(死語)?(=単なるパクリ説アリ)
「ウリ」のヘビメイク(手がけたのは「猿の惑星」オスカー受賞のジョン・チェンバーズ)も四半世紀を経た今となってはややインパクトに欠ける気もチラホラなんですが、これ(最後の変身シーン)ってよく考えると 「ラバースーツ+拘束具!」(爆) もう「その手の」趣味のヒトには思わず(ハァハァ…の世界かと(笑)
…というわけで、きまぐれムービーシアター第163回
「怪奇!吸血人間スネーク」をお送りしました!
「お楽しみはここまでだ!」