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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第164回
ブラッド・バイター


…というわけで、今回の作品は!

「ヒトがヘビになっちゃうモノ」のこの一本!

ブラッド・バイター(THE BITE)だっ!

ストーリー


冒頭「チラ」と映る <アリゾナ州 イエロー・サンズ核基地>
放射能 防護服に身を包んだ男たちが採取するのは地を這う ヘビ

てな感じの「前フリ」(伏線)ですでに物語りは半ばまで語り尽くされたようなもの(笑)

ふと知り合ったままの旅を続けるカップル=クラーク&リサ
近道にと走らせた路上を埋める 蛇蛇蛇! 朱に染まった車で立ち寄るスタンドの男が語るには−
「核実験をやって 空気も水も汚染し、砂漠をゴミ溜めにしてしまった。 遠からずみな絶滅してしまう…だが強いヤツは生き残る−ヤツらはおれが…殺す!」

かすかに聞こえる犬の音に誘われた地下室の闇にうごめく 異形の影
「いい 犬だった ヤツらが殺したんだ! 」と謎の言葉を残した男はクラークが立ち去った直後に喰い殺され、車の中にも忍ぶ毒牙

荷室に潜んだヘビに手を咬まれたクラークに、モーテルに同宿の『流しのサラリーマン』ハリーが ガラガラ蛇 の血清を。 だがその後クラークが出立した部屋で発見されたのは「西半球最大の毒ヘビ」 ブッシュマスター

人命に係る投与ミス −とハリーが青ざめるちょうどその頃、 2種類の蛇毒 を注入されたクラークの体には恐るべき 異変 が?

ひきつけ・発熱・意識不明−病院に運び込まれたクラークを診断した女医の顔に走る衝撃−左手の包帯を解いたその下からは 半ばヘビと化した異形の腕 が−?!(肋骨の生えた腕のレントゲンの秀逸さ!)診療記録の形を借りて、女医の口から語られる「変身」プロセス

「診断−神経毒が免疫細胞を刺激した結果、腕の遺伝子情報を変化させ異形態を作り出した(原因 不明)」 …って <これで納得いただけたら幸いかと> 超絶理論!

完全覚醒した 蛇拳 に下顎を毟られ女医死亡。 病院を脱走したクラークは忍び込んだ納屋で斧で腕を 切断 ・悶絶しているところを通りかかった神父に拾われ(警察にマークされてる)リサへ決死のラブコール。 だがすでに時遅し、全身の細胞を蝕まれたクラーク最後の蛇身変!

切断した傷口からみるみる 再生 スネークハンド  際限なく き出される大小無数の 蛇の群
工事現場の穴の中に追い詰められたリサの目の前で耳まで けるその を−

−バリバリと引き千切り出現する 大蛇の頭!

駆けつけた警官が投げ下ろすロープに必死にすがりつくリサの背後でもたげる鎌首
を吹き飛ばしたのは(自責の念で出頭自首した)ハリーの弾丸

救助されたリサが茫然と見下ろすその先には
かってヒトであったはずの得体の知れない肉塊が (完)


…という作品なんですが!

まんまパペットの 「蛇の手」 「口から吐き出す蛇」 など数々のギミックが古の 貸し本怪奇マンガ を彷彿とさせなかなかいい雰囲気なんですが、いかんせんやたら画面が暗くてディティールがよくかんないのがなんともかんとも(汗)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第164回

「ブラッド・バイター」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」