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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第167回
バスケットケース2


…というわけで、今回の作品は!

「フランク・ヘネンロッター」のこの一本!

バスケットケース2(BASKET CASE2)だっ!

ストーリー


見上げる人々が悲鳴を上げる中、路上に叩きつけられるふたりの体
血にまみれ寄り添うその身は永遠にひとつに(完)
…と思いきや?

(以上、バスケットケースからの続き) 

「昨夜ここで奇怪な事件が起こりました。 ある青年がホテルの3階から落ちたのですが、落ちたのは彼だけではなかったのです。 目撃者の証言によりますとそれは小さくグロテスクな怪物で… その不気味な生き物には何と人間の顔があり、その顔は転落した青年に酷似しているのです」

てなわけで各局のレポーターかけつける中「一命をとりとめた」ベリアル&ドゥエインは病院に運ばれるもスキを見て脱走、"怪物博士"ルースの"奇形の館"に匿われることに。

このルース「11本も腕のある男の子を産み、その子が死ぬと 奇形児の権利を訴え始めた」という女傑。 孫娘の美女スーザンと暮らす "奇形の館" と呼ばれる屋敷には安住の地を求め集まった無数の フリークス −この面々がまたタダモノではなく「遥か昔銀河の彼方」の酒場に集うのがお似合いのまさに 「妖怪百人会」! そしてその中には"イブ"と呼ばれるベリアルと瓜二つの「女性」の姿も。

だがそんな彼らのスクープを狙うゴシップ新聞の女性記者。 "館"の住人に召集をかけたルースの問いかけ−
「ウジ虫どもは私たちを 食い物にする気よ! 私たちの聖地が 汚されようとしている… 私たちは逃げ出すの? それとも 戦うの?」
−に拳を突き上げ応えて曰く 「戦う! 戦う! 戦う!」

後は「お約束」の 人体破壊シーン がしばし続いての「戦勝」祝賀会
宴の席を離れた別室で<ベリアル×イブ> <ドゥエイン×スーザン>の2組のカップル(?)が「ちょっといいムード」になるシンクロぶりはさすがに一卵性双生児といったところか(笑)

見つめあう瞳と瞳、握り合う互いの手と手−やがて 背後から烈しくイブを攻めるベリアル! (どひゃぁーっ!)
一方その頃−

「言っておくことがあるの…私は昔 男の人と 付き合ってたわ」
「そんなこと構わない 君を愛してるんだ!」
「できないのよ?! 私は妊娠してるの…6年間妊娠し続けてるわ。 だから「この子」を産むまで お婆ちゃんの面倒に…」 と言った刹那に腹を割り出現する巨大な怪物!
「時々こうして 空気を吸うのよ」とこともなげに言うスーザンを絶叫とともに窓から突き落とすドゥエイン!

「間違ってた…半分ずつの体で2人の人間ができるはずはないさ。 だけど平気さ、解決策はある…」
情事の後、しばしまどろむベリアルにバット片手に近づくドゥエイン
「アニキ、2・3分時間をくれよ?!」と痛烈な一打!

「幸せだって? "恋してる"だと? アニキは半人前なんだぜ!
オレが幸せじゃやないのに、アニキだけ幸せになれない。
幸せも愛も忘れな…こうするしかないんだ!」


−部屋に押し入ったルースたちが見たモノは−

己が肉体にベリアルを縫いとめた血まみれのドゥエイン
「安心しなよ また一緒になれたんだ!」 (完)
…と思いきや?

(以下、バスケットケース3に続く!) 


…という作品なんですが!

前作のラストとはうって変わり、今度は我が身と比べ兄ベリアルの「幸福」への嫉妬に狂ったドゥエインが−という展開の本作品。 げに恐ろしきはこの兄弟の愛憎怨怒…てな事はどーでもよくて(笑)見どころは何と言っても"奇形の館"に群れ集う悪夢のような(というか冗談のような) 異形の面々!  シチュエーションが楳図かずお先生の快作 「猫目小僧」 の1エピソード 「小人ののろい」 (これもヤバげなタイトルだなー)に激似!…と思うのはわたしだけ?(前述の「妖怪百人会」はここからの引用)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第167回

「バスケットケース2」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」