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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第168回
バスケットケース3


…というわけで、今回の作品は!

「フランク・ヘネンロッター」のこの一本!

バスケットケース3(BASKET CASE3)だっ!

ストーリー


−部屋に押し入ったルースたちが見たモノは−

己が肉体にベリアルを縫いとめた血まみれのドゥエイン
「安心しなよ また一緒になれたんだ!」(完)
…と思いきや?

(以上、バスケットケース2からの続き) 

…ハッ! と気がつき 延々10分近くの回想シーン (=前作からの流用) から目覚めるドゥエイン−己が肉体にベリアルを縫いつけて以来ショックで精神に変調をきたしていたのが正気に戻ったのだが(再度ベリアルと切り離され)記憶を無くしていたこの数ヶ月の間に、ベリアルとイブの間には何と "愛の結晶" が?

「難産になる可能性が大きいの…生まれる子の姿は想像がつくけどね」 と語るルースと供に、出産のため「信用できる唯一の医者」ハルの元へと"奇形の館"の全員が出立。

実は(前作で)死んだとされていた 「11本腕の息子」 は生まれてすぐハルの元に養子に出され、今では小山のように立派な青年リトル・ハルへと成長を

…てなわけで 「医者を憎んでいるベリアルの手にかかりハルが瀕死の重傷」 というちょっとしたアクシデントもリトル・ハルのサポートにより無事出産、ベリアルにソックリの 1ダースもの肉塊 が(爆)  ところが指名手配の殺人犯にして100万ドルの賞金首ベリアルを捕らえんと、欲に目が眩んだ保安官助手がハルの屋敷に侵入、誤ってイブを射殺し子供たちを奪って逃げた事から事態は急変!

保安官事務所にのりこんだベリアル、居並ぶ職員を次々 惨殺 −「リアル指向」の第1作から徐々に マンガチック にシフトしてきた虐殺シーン−本作品では 「首を絞めると風船のように膨れた頭部から目玉が飛び出す」「噛みついて引っ張った顔面がビロ〜ンと伸びる」「首を前後逆にネジ切られ前が見えなく壁にぶつかる」 等々完全に土曜の朝のカートゥーンワールド! (保安官の発した銃弾で手傷を負ったベリアルは、子供の奪還ならぬまま事務所を後にすることに)

ベリアルが傷を癒す間にリトル・ハルが11本の腕でナニモノかを組み立てる中、悲しみに包まれたイブの葬儀がしめやかに−

"イブ あなたは 血の海に倒れた"
"外見が他の人たちと 違っていたばかりに…"

「我々には 危険で不愉快な勤めが待ってるわ−捕らわれの子供たちを助け出し、借りを返す…!  隠れ住む時代は終わったわ、彼らは心の醜さを隠そうとはしなかった。 すぐに… すぐに我々も 姿を現すのよ!」
…って、ますます 「妖怪百人会」ッ! (爆)

そして保安官より「子供たちと引き換えにベリアルを引き渡せ」との通告が。 取引の場は今夜0時、町はずれの古い工場で−
ライフル片手に待ち受ける保安官の背後より忍び寄る 異形の影 は−?

鋼鉄のアームと回転ノコギリを兼ね備えた
対保安官用決戦人型兵器!

鋼鉄のシールドでライフルの弾をもはね返し、保安官を鉄拳粉砕したかに見えたの−だが? 愛児の元へ歩み寄るベリアル(操るメカ)の脚部に息を吹き返した保安官が猛烈なタックル。 この手の乗り物のお約束 「一度倒れると自力で起きあがれない」 にピンチのベリアル! だがカゴの上に倒れ込んだ保安官の全身には鋭いキバでピラニアのように 群がる子供たちっ!

−それから数日−
「奇形と彼らを愛す女性」なる俗悪番組を放映中に突如乱入、スタジオジャックの"奇形の館"住人たち。

「我々は ある警告をしに来ました
これから先 我々は 逃げも隠れもしません
街で 我々を見たくない人は 外に出ない事ね
我々を隠そうとする者は 誰であろうと 許さないわ…
ご機嫌よう!」(完)


…という作品なんですが!

回を追うごとにハチャメチャ度が増していくシリーズ3部作完結編、本来主役のドゥエインがすっかりワキにまわった感がなきにしもあらず(笑) にしても乱暴狼藉の限りをつくす"奇形の館"の住人たちには「猫目小僧」の名セリフ 「醜い姿に醜い心が宿るのだっ!」 をつい思い出したり (アブナイ アブナイ)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第168回

「バスケットケース3」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」