| きまぐれムービーシアター |
心に残るあの迷作を!
世界の怪作・奇作 大集合!
「お楽しみはここまでだ!」
第170回
フランケンフッカー
…というわけで、今回の作品は!
フランケンフッカー(FRANKENHOOKER)だっ!
ストーリー
医学校から3度も追放された自称"生物電気工学技師"こと 狂気の天才科学者 ジェフリー・フランケン。 その彼が婚約者エリザベスの父の誕生パーティに招かれたことから悲劇の発端が? プレゼントにと製作の 「全自動芝刈り機」 の操作を誤ったエリザベスが 肉片 となり宙を舞いあたり一面血の海に!
そして捜査にあたった刑事を悩ますミステリー。 いくらパーツを組み合わせても決して完成することのない「パズル」…
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というわけで! 事件直後の修羅場からコッソリ頭部を持ちかえって目論むのは「お約束」の
死者蘇生
そのために必要な莫大な
エネルギーをまかなうためのカミナリをともなう大暴雨−その刻限を2日後にむかえ
「部品」
の調達に頭を悩ますジェフリーは−
「人にはヤクや酒が要る…オレには手術が必要だ!」と直接ドリルで脳刺激
「間単じゃないか! 必要なら買えばいいんだ。 体を売りたい女なんて ウヨウヨいるさ」
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てな感じで札付きのワル・ゾロから 娼婦 を仕入れたジェフリーはメジャー片手に品定め、お気に入りのパーツにはすかさずペンでマーキング。 ところが安楽死(?)用にと準備した特性麻薬を見つけられたがさぁ大変−ヤクに目がない女たち−たちまちドラッグパーティ…が?!
スーパードラッグの副作用で 爆発四散 の娼婦たち(なぜ?)に十二分な「部品」を手に入れジェフリーはついに恋人の復元を!
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超アバウトな 改造手術 (正体不明の「血清」を接着剤よろしく塗りつけた「部品」を電気溶接(?)というお手軽さ) で完成したボディに 落雷 のエネルギーを注入され甦るエリザベス! (このシーンもろ「フランケンシュタイン」「〜花嫁」のパロディというかオマージュに)
ところが予期せぬ計算違い 娼婦の肉体を得て甦ったエリザベス、記憶を失い本能の命じるままに客を引く 人造娼婦 −フランケン・フッカー として生まれ変わっていたのであった!
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夜の街へとくりだし男を漁るエリザベス (嬉々としてフィルムにおさめるメガネにカメラの日本人) だが雷のエネルギーにより 帯電体質 と化した肉体と肌を合わせた男たちは次から次へと 爆発炎上! (こればっか) やっとの事で連れ戻しての再改造にようやく自我を取り戻したその眼の前で(女を奪われたゾロの復讐の刃に)ジェフリーの 生首 が宙を舞う?!
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その時おこる恐るべき異変−保存用にと血清タンクに漬け込んだ 「余った部品」 が細胞融合・突然変異の モンスター が!(もうムチャクチャ) 異形の肉塊に取り込まれたゾロは消滅、独り残されたエリザベスは恋人の首を掲げて囁いて「ジェフリー…私に任せて!」
…フリー…
…
…ジェフリー…
「!」
「ジェフリー? 目を覚まして!」
「なんだ? 何がおきたんだ?」
「ゾロがここに来たの あなたは…ダメだったのよ」
「…死ん…だのか? それで…」とハッと気がつくジェフリーの
たおやかな腕、そしてふくよかな−胸
「記録が残ってたし、生きた部品もあったわ。
だけど血清は女性にしか効果がなくて…あなたの体は使えなかったの
でも安心して、あなたはリッパに生きている!」
ずっと一緒よ、愛してるわ!(完)
…という作品なんですが!
作品のコンセプト等 「死霊のしたたり2」 と多分に共通するモノを感じるんですが 「生命の軽視」 という点では両作品とも似たり寄ったりではなかろうか、と(そういや「フランケンフッカー」グチャグチャな内容に比べやたらライトな印象が…って、ほとんど流血シーンがないんですよね)
さて全5回に渡ってお送りした「ヘネンロッターもの」よく考えたら全部が全部「モンスターもの」というか 「異形の肉体」 をテーマにした作品ばかりでこれはこれで漢の道(笑)
…というわけで、きまぐれムービーシアター第170回
「フランケンフッカー」をお送りしました!
「お楽しみはここまでだ!」