Sponsored Link
きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第172回
SFエイリアン天国


…というわけで、今回の作品は!

「80年代」のこの一本!

SFエイリアン天国(SPACE SHIP)だっ!

ストーリー


クレイジー80’S−バブルで何もかもが狂っていた80年代!
  やたらめったら後先考えずに狂った作品がビデオ化され、無知なレンタルビデオ屋に
    バイヤーが押しつけていった夢の時代−今はただ、500円均一ワゴンセールにその栄華の香りを残すのみ−

その80年代作品群から今回は
製作年度はまぎれもなく80年代のものながら、まるで 30年前にタイムスリップ したかのような錯覚を覚える…
「SFエイリアン天国」だっ!

−無限に広がる大宇宙−

…を旅する(目的不明の)宇宙船「めまい号」が発見した新たな惑星
「かってこの星には豊かな文明が栄えたが 異常進化した怪獣等の一方的な攻撃により 全文明が破壊され…」
と(人工知能の解説に合わせ)モニターに映し出される ネズバードン・ゴキノザウルス・ダストマン・ザリガニンド…って?

全部「スペクトルマン」の怪獣だぁーッ!
(フィルム流用)

そんな感じ(どんな?)の怪獣惑星  「裸の宇宙銃(スペース・ガン)を持つ男」 ジェイムスン船長に率いられた一向が調査のために降り立つ地表 廃墟の中で見つけたのは ゼリー状の生命体

退屈な宇宙の長旅をまぎらすための夜毎のショー(各人持ち回りの隠し芸大会)や宇宙ニュース(これまたパクリフィルムの雨嵐)に乗組員が興じるスキに、人間大の 1ツ目エイリアン に進化成長を遂げた生命体のメッセージ(by万能翻訳装置)−

♪あなたの腕が食べたい
あなたの足が食べたい
ごちそうしてくれて ありがとう♪


というわけで以下 大宇宙の密室を舞台に 「歌って踊れるエイリアン」 と人類の死闘が繰り広げられるわけなんです、が

(笑うに笑えぬドタバタがだたひたすらに延々と続き)
もう全く全然どうしようもないほどにつまらんですっ!

「笑いの文化は万国共通」 てな言葉をどこかで聞いたことがありますが、少なくともこの作品を観る限りにおいては 彼の国のギャグセンスとの間に 百万光年の隔たりを感じざるを得ない今日この頃

そんなこんなで「歌と踊り」で誘い出したエイリアンをエアロックから船外投棄(まんまエイリアン)
やっと訪れた平穏に 最後に残ったカップルが甘いムードにひたっていると バリバリとテーブル破ってエイリアン?!
…と思いきや「夢なのよ もう終わったの」って 「キャリー」かいっ!(爆)

虚空を裂いて突き進む「めまい号」
そのすぐ後にピタリと寄り添うナゾのカゲ?

"THE END"が崩れ"?"のエンディング(完)


…という作品なんですが!

「SFエイリアン天国」という ヘナヘナな邦題があたかも暗示するように
『めぼしいタイトル売り尽し 無い知恵しぼって「笑い」を「売り」に 見事大コケ』(笑)
唯一 「スペクトルマンのフィルムを流用」 というトホホな理由で「そのスジ」で(密かに)知られていたという大怪作!
(個人的には"THE END">"?"パターンは大スキなんですが)

その後 船長役のレスリー・ニールセンのブレイクに「裸の宇宙銃(スペース・ガン)を持つ男」なる便乗タイトルで再リリース(原題も"NAKED SPACE"と勝手に改題)されるも中味が変わったわけでなし 再び大コケ悲惨な末路を(笑)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第172回

「SFエイリアン天国」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」