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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第173回

4Dマンの恐怖
怪談壁抜け男


…というわけで、今回の作品は!

「80年代」のこの一本!

怪談壁抜け男だっ!

ストーリー


クレイジー80’S−バブルで何もかもが狂っていた80年代!
  やたらめったら後先考えずに狂った作品がビデオ化され、無知なレンタルビデオ屋に
    バイヤーが押しつけていった夢の時代−今はただ、500円均一ワゴンセールにその栄華の香りを残すのみ−

その80年代作品群から今回は
ビデオバブルもいよいよはじけ 売れ筋タイトルすでになく
ならばと過去の作品を お茶らけタイトルで装った  「わ〜すごシネマ」 (苦笑)第2弾
「怪談壁抜け男」だっ!

ここは秘密の実験室 怪しげな研究に興じる男が一人
なにやら鉄の塊に 木のクギを通そうという気配、だが?…手元が狂い火がついて辺り一面火の海に?!
(ロウソクのようにゴゥゴゥと燃えあがるビルがメチャクチャ唐突)

職を失い 住処を追われ 転がり込んだその先は 兄が勤める 「研究所」
ここがまた70年代ロボットアニメ並にいかがわしい「研究所」だったりするんですが(笑)

「兄」スコットは(いかなる熱や電磁波も貫通できぬ) 「絶対不透過物質」カーゴナイトを開発中
「弟」トニーは反対に  「いかなる物質をも貫通」 させる技術を研究中…はいいとして、その基本テクノロジーが
「脳波を電気の力で増幅して強く念じる」 (いわゆる) 「念力」ってんだから まさに怪しさ大爆発!(爆)

で、なんやかやで 弟トニーに「恋人」リンダを奪われて(以前にも「婚約者」を寝取られたことが…ってスゲェ鬼畜(笑) ヤケになったスコットがトニーの装置を勝手に持ち出し 戯れにスイッチを入れたその瞬間−

鋼の板を貫き通る生身の手刀!
実はこれ スコットが実験中に多量の放射線を浴びつづけ 脳波が異常に増強されたその結果…と説明されてもなにやら釈然としないモノを感じるのは私だけ?(汗)

なにはともあれ 物質世界の限界を超え  四次元の力 を持つ男 「4Dマン」として生まれ変わったスコットは
(加速度的に増加する能力は 遂に装置の補助も不要へと)
ショーウィンドゥのガラス越しにリンゴをつかみ取ったり 貴金属や宝石を盗んでみたり 銀行からは多額の現金を…っていきなり 犯罪 行為のつるべ打ち(オイ)

だがその力の裏には 恐るべき 代償 が?

1回「壁抜け」をする毎に 数年分に相当する多量の エネルギー を消耗したその結果
みるみる老いさらばえた姿に変わるスコット

だが4Dマンにはさらに 「他人の生命力を吸収し我が物とする」 能力が!

もはや いかなる包囲攻撃も 無効無用 (高圧電流や弾丸すらも素通りに)の 不死身 のモンスターと化したスコットであったが
生身の体に戻ったその瞬間 かって愛した女の弾丸により瀕死の重傷を負ったその身を  原子炉 の鉛の壁の向うへと−

かくして人類の危機は去った…かに見えたの−だが


…という作品なんですが!

第1弾 「最後の海底巨獣」を「恐竜ダサイナサウルス」なるセンスのカケラもないようなヘナヘナな邦題でリリースした「わ〜すごシネマ」レーベル
もし万が一そこそこセールスするような事態になっていたならば「X線の眼を持つ男」「殺人ブルドーザー」「地底の原始人キングゴリラ」といったあたりの作品が「身もふたも無い邦題」でラインアップされてたことかと思いますが(苦笑)

ところで「4Dマン」もラスト 「"THE END"が崩れて"?"」モノ だったんですね〜!(喜)<個人的には大スキなオチ
しかしこれって 子供時代にテレビで見た時は 「…なんで 地面の下に落ちてかないんだ?」と疑問に思ったものでした(笑)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第173回

「怪談壁抜け男」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」