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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第176回
世界最後の人喰い族
カニバル


…というわけで、今回の作品は!

「人を喰った映画」のこの一本!

カニバル(CANNiBAL)だっ!

ストーリー


「…これは1975年 ミンダナオ島において発見された 石器時代の種族の物語であり
出来事 式典 儀式などは すべて現実に観察されたものである」
(OPナレーションより)

てな感じのツカミから「ウソ(=作り物)だよ〜ん」と宣言している本作品
公開当時は 当然に「 ホンモノ …っぽさ 「売り」 にしていた事は言うまでもなし(爆)

で、肝心の「ストーリー」の方なんですが
密林の奥深く 調査のために降り立った 人類学者のロバート一行
草生い茂る飛行場への着地のショックにセスナは損傷 現地スタッフのキャンプには血にまみれた 石器 の矢尻?

ただならぬ気配に 行方不明のスタッフを 探して迷って日が暮れて
機体の修理は終わったものの 不安の一夜の夜語りに かって本で読んだことのある タジャドス 「石器時代のまま生きる 地上で最後の人喰い人種」の名が?

小用に 外へ出た女性スタッフが 襲われて
「夜間の捜索は自殺行為」と早朝捜査のその矢先 ベトコン(死語)モドキの 竹槍トラップ (「石器時代」にしてはやけに高度なテクノロジー?)

で、残った二人(ロバート & ラルフ)で野営地へ 激流下りが転覆し ハタと気づけば回りを囲む 土● たち?!
捕らわれの身の ロバートが連れて行かれたその先は 岩肌切り立つ洞窟の  人喰い人種の集落地

ここで 鳥人と間違われたロバート( 「鉄の大鳥(=飛行機)」で空からやって来たから …って他の乗組員の立場は?)はすぐに喰われることもなく ツタで吊られて天井からの 無理矢理バンジー などをこなしつつ脱出の機会を密かに狙い ロバートに好奇心を抱いた土●の少女を道案内にと拉致・脱走
(途中逃げ出そうとした少女をムリヤリ「屈服」させて後 すっかり従順なのがいとおかし)

そんなこんなで「生き別れ」のラルフと邂逅
脚に深手の重傷の(…わりにはスタスタ歩く)ラルフと少女を伴いキャンプを目指し
(途中捕らえたコブラを使い「さりげなく」毒槍などを作りつつ) もう「あと一息」のところにと−

襲いかかる人喰いの群!

哀れ惨殺の少女は 五体を刻まれ 胃の腑に落ちて
なおつけ狙う 土●とロバートの一騎打ち!

蛇毒の槍で辛くも勝利をおさめるも 森の中から周囲を囲む 土●たちの 目・目・目!
そこでにわかに(土●の落とした)石斧を手にし腹を裂き 引きずり出した 内臓 を喰らって吼えるロバートの姿?!

「やつらに見せてやった…! 分かるだろう? ああするしかなかったんだ!!」
ラルフの肩を抱きつつ嗚咽して ついにたどりついた飛行機を祈る想いでエンジン始動 空へ飛び立つ鋼の機体−

「さぁ、君を家につれて帰ってやるぞ! …きっと!」(完)


…という作品なんですが!

おそらく初めて「カニバリズム」を「売り」にした  日本人喰い映画史上のターニングポイント となるべき作品なんですが、肝心要の人喰いシーンがすげぇ稚拙でおざなりで(後の一連のゾンビ映画の方がよほど「リアル」) 破綻しまくった 御都合主義的ストーリー展開 と全くやる気の感じられない トホホな演出 (少女屈服シーンで 『顔面殴打の半テンポ「前」にのけぞったり』 とか)で 今観ると 「笑える映画」 になっているのがなんともかんとも

(個人的には捕らえた捕虜だか罪人だかを縛り付け 「ちょっとだけ血を流させた」手首の傷をアリに喰わせて白骨化 とか 結構「いいシーン」があったりもするんですけどねー)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第176回

「カニバル」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」