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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第182回
ディレンジド・人肉工房


…というわけで、今回の作品は!

「人を喰った映画」のこの一本!

ディレンジド・人肉工房(DERANGED)だっ!

ストーリー


「…これは 身の毛もよだつ恐怖の物語
  こわがりや気の弱い人は 見ない方がいいでしょう
    しかし、覚えておいてください  我々は事実を詳細に 忠実に再現し 一切憶測を加えておりません

では話を始めましょう
  人殺し 墓暴き ネクロフェリアのエズラ・コブの物語を…」
(OPナレーションより)

10の歳 父を亡くして以来15年 二人で農場切り盛りし 深く強まる母子の絆
やがて半身不随の寝たきりを 12年間世話をして近所でも評判の 孝行息子
だがそこに潜んだ 異常 な面が  母の死 と共に表面化

1月、半年、1年と まだ母の死を受け入れられず
やがて深まる喪失感は ついに狂気へ陥れ 墓から「母」を自宅へと−

さて自宅へと連れ帰り ナニをするかと思いきや 埋葬されて1年の痛んだ箇所の 修復 を?
その為にミイラに関する文献や 「剥製術」を読みあさり やがて行きつく理想の 素材 −死んだばかりの人の皮

以来墓を訪ねては 死体や「一部」を持ち帰り 生きた犠牲を求めぬまでも それも時間の問題、と

やがてふとしたきっかけで「女性」に目覚めたエズラ・コブ
町の酒場で評判の 美人のメアリーに目をつけて まんまと自宅へ誘い込み−そこで目にする地獄絵図

「花嫁」 迎える晩餐に 出席するのはエズラの母と 死体を継いだ 「お友達」
抱えたギターをかき鳴らし「猫のガット(内臓線)じゃないけどね」  大腿骨のスティックと人皮のドラム 「腹鼓」
この屍肉の宴から スキ見て逃げるメアリーを 8ビートで打ち据える大腿骨のバチさばき!

メアリー失踪の手がかりは 発見された車だけ
エズラと事件の関係を 誰も思わぬそのために 新たな悲劇の犠牲者が

金物店で番をする 若い娘の名はサリー
客足途絶えたそのスキに至近距離から狙い撃ち! だがわずかに急所をはずれ荷台で目を開け逃げ出すも シカ狩りシーズン真っ最中
仕掛けたワナに足首捕られ 動けぬところに銃を手にしたエズラの姿−

やがて山から戻り弾の補充に立ち寄るハンターたちが目にしたものは 床に残った血の印
帳簿に残る「最後の客」の証言に 「あの時はまだエズラが店に…」

「まさかアイツに限ってそんなこと?」−半信半疑に出かけた先で目にしたモノは
腹を裂かれて納屋に吊られたサリーの死体と朱に染まった不気味な笑顔

やがて幾晩か過ぎ 夜に紛れてやってきた住民たちが エズラの農場を焼き払った
−とのこと(完)


…という作品なんですが!

「…これからこの映画であなたが見るものは 人名と地名を除き全て真実です」(OPテロップ)
と語られているとおり 「限りなく事実に近いフィクション」たる本作品

「人名地名は架空です」といったところで 誰がどう考えても 「ある時はベイツ・モテルの若主人 またある時はテキサスの殺人一家 しかしてその実体は?」 「あのお方」 以外には考えられんではないですか!(笑)−といったところでこの「ディレンジド」実は 本編以上に価値 がある(爆)のがラスト20分間に渡る 「映像特典」 !…とはいっても決して「ノンテロップOP」や「どうでもいいよな裏話」などではありませんので乞うご期待!
(よく考えたら劇中一度も「人を喰った」ようなシーンって出てきてないような気がせんこともないですが、まぁ「あのお方」の話だから全然OK!…ってことにしときましょ それに「翻訳:佐川一政」でもあることですし)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第182回

「ディレンジド・人肉工房」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」