Sponsored Link
きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第190回
必殺!ムーンウォーク拳
キョンシーマン


…というわけで、今回の作品は!

「香港トンデモ映画」のこの一本!

キョンシーマン(REVENGE OF THE VAMPIRE)だっ!

ストーリー


まぁ多かれ少なかれ「トンデモ」要素の香港映画…ってのは前回もやりましたが さて今回も製作は「あの」フィルマーク しかもタイトル「キョンシーマン」(爆) 思わず「オイオイまたかよ?」って感じなんですが−  意外や意外にマトモ (?)な出来で (フィルマークらしからぬ) 「観れる映画」 になっているのがいとおかし

キョンシー使いの 道士 の元を訪れた 暗黒街の顔役ロナルド 「変な気配が…」との道士の言葉を「気のせいさ」と軽くいなして おもむろに取り出す ワラ人形   「人形よ、道士に乗り移ってキョンシーを操らせ 我が敵を討たしめよ!」  白人呪術 にいともアッサリ 洗脳 されて 操り人形と化す道士。 一方その頃 ロナルドのライバルの依頼を受けて 白昼ひた走る ニンジャ の姿−刑務所内に忍び込み 看守に囚人メッタ斬り 「コックスはどこだ!」血刀ひっさげ集まるニンジャたち「いないぞ?」「違う場所か−」<オイオイオイ(笑) と思う間もなく  キョンシー 襲来 VSニンジャの大バトル!

「ニンジャを倒せる者はニンジャだけ」 …は「ヒト VS ヒト」の話であって いかなニンジャの超人技も 人外の魔物には通じない
「さすがだ いいぞ、 キョンシーマンも真っ青 だ!」 「こいつらこそ 究極の殺しの請負人 誰にも負けません」

その夜 街を走る号外の声< 賭博王 コックスが10年の刑期を終えて出獄だ!>を背に受け 歩む影  「裏切り者は断じて許さん…!」

『賭博王出獄す』の報を受け 感慨にふける暗黒街の顔役(こればっか)トニーに問う 親友の優男アレックス
「教えてくれ、コックスとは何者だ?」「古い話なんだが−」 と、イキナリ酒場の窓をぶち破り飛び込んでくるキョンシー軍団 功夫で立ち向かうアレックス、その体が一閃するや−

銀の勇士・キョンシーマン!
…って、 「変身ヒーローもの」 だったのかーっ!(爆)

キョンシーマンに撃退されボロンチョのキョンシー前にして 「…やられたな、元通りにするには時間がかかる」「おのれキョンシーマン! ヤツの正体 を探り出すのが先決だ」完全に 悪の組織 ノリの道士とロナルド キョンシーマンことアレックスの方はと言いますと−

(ロナルド)「黒幕はメアリー」(アレックス)「あのカジノの女王が?」(ロ)「コックスが怖いんだ、出獄したからな」(ア)「10年前彼を裏切ったんだ 怖いのは当たり前さ 何より先に復讐に来るのを知ってる だからロナルドに道士を洗脳させたんだ」と、いつの間にやら事情通

「10年前 元妻メアリーの裏切りにより投獄された「賭博王」コックスが復讐に燃え出獄。 今や 暗黒街の女王 の地位におさまったメアリーはコックスが隠した莫大な 金塊 を狙い 各々キョンシーマンとキョンシー(操る道士)を味方につけて 血で血を洗う壮絶なバトルを繰り広げる」…ってのがストーリーの大まかな骨子なんですが

前段と後段に「木に竹を継いだ」ような 違和感 を感じるのは単なる気のせい?

まぁ そんなこんなで 闘いの最中キョンシーに噛まれ絶命のトニーの葬儀に現れたコックスは拉致誘拐 激しい拷問を受けるも かっての部下の手により無事救出(この間 アレックスが様子をうかがうかのような不自然なカットがインサートされるも キョンシーマンは現れず) 金塊を手下たちに分け与え 「…必要なのは復讐だけだ!」

新しい恋人・刑事ルイとの結婚式のその夜に メアリーを殺し 何処ともなく姿を消す賭博王  メアリー殺害の報を受け「いよいよこっちの番だ!」と奮い立つ道士・ロナルド  大道士 より必殺の奥義「ムーン・ウォーク拳」を伝授されるアレックス 三者三様の想い渦巻き 今まさに最終決戦の火蓋が切って落とされようと(…してるのはいいんですが 奪う金塊すでになく ボスのメアリー死んだ今 ロナルド・道士の闘う意義や?)

(それはさておき)
キョンシーマン VS キョンシー軍団ラストバトル!

下っ端キョンシー撃退するも ニンジャベースの特別チューン ハイパーキョンシー 歯が立たず ボッコボコにタコ殴りにされガックシ 絶命 −が、飛び込んできた大道士により息吹き返し 振るうは無敵の ムーンウオーク拳! (ロボット・ダンス風の殺陣なんですが あまりに 動きにムリ ありすぎ)
キョンシー軍団全滅し 黒幕ロナルド一捻り 呪いの人形チリとなり 道士気がつき「ここはどこ?」−

ピストル片手に篭城の コックス隠れ家 を放ち 「焼け死にたいか? 自首するんだ!」 (そりゃムチャな)
ただ一人 ルイだけよこせと要求し
「メアリーを愛してた…だが彼女に裏切られ 全てを失った!」「だから彼女を殺していいのか?」
「バカな 彼女こそ 暗黒街の女王、悪の総元締めだ」 「(ガーン)!」

「死ななくてもいい多くの人が 彼女のせいで殺されていった…だが今 彼女の悪行が 全て明るみに出て ロナルドもキョンシーも滅びた  正義が勝った のだ!」
完全に火の手が廻り 崩れ落ちんとする館 「行けぇ!」 突き飛ばされ 窓からダイブで振り向くと

 燃えさかる業火の中 消えていくコックスの姿
(完)


…という作品なんですが!

これまた前作 「ロボハンター」同様に 「よく考えると辻褄が合わない」 ツギハギ 疑惑 の作品なんです、が ドラマ部分の確かな演技 アクションシーンの殺陣の切れ ハイテンポな演出あいまって いやマジで面白かったのが意外なんですが やはりなんと言っても気になるのが「謎の変身ヒーロー」キョンシーマン(笑)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第190回

「キョンシーマン」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」