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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第191回
上海13(前編)


…というわけで、今回の作品は!

「弥勒の館70万ヒット記念」のこの一本!

上海13(前編)(SHANGHAI 13)だっ!

ストーリー


冒頭 見張りの男をアッサリ倒し 部屋に入るは黒ブチ眼鏡のジミー先生 金庫の前でおもむろに コートをめくるとズラリ並んだ道具類(「コミックマスターJ」かいな) いとも鮮やかに扉を開き 中から取り出す重要書類
「これが密約書か?!」「その通り、 私の役目はここまで です」 と部屋を退去すジミー先生 この間わずかに 4分足らず

…………
………………………………
え、えぇ〜っ?! た、たった 「これだけ」 ぇ?!

ビデオ裏ジャケには「主演 ジミー・ウォング」と書いてあったのにぃ〜っ?!(怒) と、思わずデッキを止めてしまいそうになりましたが 意外や意外、この後の展開が 「メチャクチャ面白くて」 ラストまで一気に観てしまったじゃぁないですかっ!(後でこの映画の監督がなんと  巨匠・張徹 !−と知って思わず納得)

ストーリーはいたって簡単
「時は第二次大戦当時(たぶん) 日本軍と傀儡政府の密約書を奪って逃げた大臣カオ 潜伏中の上海から香港への脱出を図るも それを阻止せんとする南京政府」  この図式に 「上海13」 と呼ばれる漢たちが敵味方分かれて繰り広げる壮絶な死闘 早い話がつい先日物故された山田風太郎先生の 「甲賀忍法帖」 に代表される 『A→B地点へ移動しながらの人別帖争奪篇』 なんです、が(ノリもそのまんま) 

大臣をタスキ代わりの 駅伝レース  敵も味方も使命半ばで続々リタイア(死亡)…てなわけで「有名スターが ちょこっと ずつ出演する オールスター 映画」にもなってるわけで、まず冒頭の ジミー先生 を筆頭に 大臣脱出の手配を整える上海の大ボス役で「アニキ」こと 陳觀泰 (チェン・カンタイ) その屋敷の屋上でライフル片手に大臣を狙う"狙撃屋"役の 李修賢 (ダニー・リー) 潜伏先の館の主人に 梁家仁 (リャン・チャー・ジェン)その妹の恋人役に 劉徳華 (アンディ・ラウ)…といった面々が「ホンの少しずつ」登場>退場の繰り返し

またそのほとんど大半が 徒手空拳の功夫アクションからライフル・ピストルの銃器火器、ナイフに双刀メリケンサック、屋内外の調度家具 ありとあらゆるシチュエーションを詰め込んだ 濃縮ゴッタ煮・格闘シーンのてんこ盛り  (またそれを演じるのが頭に超がつく一流のアクションスター達ってんだから 面白くないわけがないっ!)

中でも物語中盤 タイラン邸での闘い 館の主人(梁家仁)が"虎"と呼ばれる殺し屋(南京政府に雇われた"上海13"のひとり)に敗れ そうとは知らずにやって来た 大臣襲われあわや!の瞬間 いきなりドアを蹴倒し現れる白ラン姿のアンディ・ラウ  「一体今まで何処にいた?」と思わずツッコミたくなるよな 唐突な登場 から 二丁十手で大暴れ "虎"と刺し違え恋人の腕の中血まみれのまま息を引き取るまで5分間  「恋人と手を取り合いスローで駆ける」 走馬灯 シーンがほとんどギャグの爆笑必至(笑)

てわけで 物語は新たなステージ ナイトクラブへ 「アニキ」からの電話を受け 受話器をおいたオーナーは  ショウブラザーズ 「黄金コンビ」 姜大偉 (デビッド・チャン)!

(以下、上海13(後編)に続く!) 


…というわけで、きまぐれムービーシアター第191回

「上海13(前編)」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」