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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第216回
地獄のニンジャ戦線 アマゾニア


…というわけで、今回の作品は!

「シュシュッと参上!」のこの一本!

地獄のニンジャ戦線 アマゾニア(NINJA:AMERICAN WARRIOR)だっ!

ストーリー


さて昨年来より「RED SHADOW 赤影」劇場公開「忍風戦隊 ハリケンジャー」放映開始と 世は再び ニンジャブーム ! …なんて兆しは 微塵も感じられない 今日この頃ですが 「忍者映画」と以って異なる『ニンジャムービー』 在庫一掃レビューをうつには今この時をおいて他になし!! −てなわけで有象無象の作品群、まずは出ました フィルマーク 「例によって例のごとし」 の「地獄のニンジャ戦線 アマゾニア」だッ!

まずは冒頭 イエロー・ニンジャとパツキン女ニンジャの激しいバトル この "クノイチ" が「ユニクロで買ってきました!」みたいな全然イケてないスタイルなのがいかにもお手軽フィルマーク(笑) 「満月流はダメね…次は幻影派!」などと意味不明のセリフを受けて登場 レッド・ニンジャ。 (『ニンジャムービー』では結構よく見る)"炎のパンチ"もアッサリひねられ「最強のニンジャはこのわたし…黒のコウガは今夜仕留める!」−とまぁ、初めてこの手の映画を観る人にはナニがなんやらサッパリ分からん展開ですが心配御無用 何遍観てても分かりません !(爆)

結局このあと流れとしては 「アジト(らしき場所)に潜入する女捜査官(たぶん)>倒される警備員>潜んでいたニンジャとの死闘>敗北=死亡した女刑事の顔=マスクをはがしてみれば先のユニクロ女ニンジャ」 と、ここでパッと部屋の灯りがついて「よくやった、ちょうど1分だ」…(しばし黙考)…「?…!」(ポンと手を打ち) どうやらこれは 「しみゅれーしょん」 というヤツではなかろうか、と− そしてそのターゲットとなる凄腕の女刑事 その名は(通称)「アマゾニア」!

さて肝心のストーリーの方はといいますと『強大な麻薬組織に手を焼いた香港警察が CIA よりまねいた ニンジャ =ジョン その助手となるのがアマゾニア』−という図式なんですが 会って早々 「まずは別行動をとろう」 …ってやっぱり 「そう」 来ましたか!(謎) だいたいこの「初対面」のシーンがスゴク変! 「はじめまして!」とにこやかにイスから立ちあがった(当然 室内 )アマゾニアが 路上 で握手(そのままワンカットで歩きながらの会話シーン)− ツギハギ するにしても、もっと上手くできないものか、と(苦笑)

と、いうわけで この映画 「ロボハンター」 「キョンシーマン」 「ニンジャファイター」といった諸作同様、フィルマークお家芸の 「合体映画」  1+1が2も3にも…のわけなく(笑)むしろその逆、ただし トンデモ度は二乗三乗 ある意味「堪えられない」作品に仕上がってはいるんです、が

アマゾニア分岐ルートのストーリー 残酷な女ボス率いる「地元組織」に殺された、かっての同僚の 復讐劇 を主軸に展開 肌も露なナイティ1枚の寝室に毒蛇を放たれ、 パンチラ>パンモロ>パンツ一丁 のアクションを延々繰り広げるあたりがまず見せ場 その後組織につかまり 拷問>シャブづけ でボロボロになったところを(かなり不自然に)ホワイトニンジャ=ジョンに救われひとまずリタイア

むしろ爆笑必至の連続見せ場 もぅ一瞬たりとも目が離せない(笑)のが「木に竹を継いだ」ニンジャ分岐のストーリー
車で立ち去る怪しげな男を尾行のジョン、トランクルームに身を潜め…るならともかく 後部座席 に寝転んで(オイ)案の定車内に閉じ込め爆弾セットの絶体絶命−さてどう脱出するか?と思いきや、 煙玉 を投げつけ「ドロン」なんなく車外に ワープ でクリア(いいのか?) 麻薬組織を統括するアジトに潜入するも不覚にも身柄を拘束 ところが大ボスに会って吃驚 ベトナム時代、生死を分かち合った戦友(とも)の顔?! …と、ここで挿入・回想シーン  「スーパー戦隊」 を彷彿とさせる 岩場 を駆ける  捻り鉢巻チャイナ服 ベトコン軍団 (…なんか…違うような気も…するんだが?)

改心するようにとの説得も「帰ってどうする? オレたちは殺人マシーンだ、戦争が変えたんだ! 勝利とは無縁の…他人の…戦争に」と聞く耳持たず 「もぅ話はない! 本当なら殺しているはずだ、だがお前は命の恩人だ。 いいか兄弟、頼むから2度とここへ来ないでくれ!…」と哀しい別離

−一方その頃完全復活、ボスを逮捕し 仲間の無念 をはらしたアマゾニア−
(スゲぇ省略)

忍具暗器フルオプション・完全武装の勝負衣装に身を包み、最終決戦に挑むホワイトニンジャ 出荷直前の阿片に火をつけ いならぶ悪漢「ドロン」と退治(煙玉一発で全員バタバタ) 森の中へ誘い込んでのデストラップ−地雷を運ぶアイテムが百円均一 ポリバケツ というあたりなんともかんともフィルマーク(爆)
(このシーン最大の見せ場はなんといっても 手榴弾を投擲寸前に狙撃暴発『 案山子 のようにバッタリ倒れる』悪漢かと)

そして始まるラスト・バトル! イエロー、レッドの両ニンジャを撃ち倒し 残るはボスの首ひとつ−だが振り上げた刃を心がおろせない?! 「くにに…帰ろう」「帰れば…電気イスだ!」と、スキをついて逃げるボス

「よせ、オレに撃たせる気か?! 止まるんだァーッ!」
−涙を捨てて 放つ パチンコ (マジ)

(ドゥと倒れたその横にはかっての栄光を刻む勲章が)
友の亡骸に背を向け 戦場を跡にするニンジャの心はただひたすら−空−(完)


…という作品なんですが!

イヤァあいかわらず暴走しまくりフィルマーク(爆) 今回ラスボスがニンジャじゃない、ということで毎回恒例 ハチャメチャニンジャアクション もやや大人しめ、といった印象を受けたりもするんですが 意外と(?)アクションそのものは回を負う毎にマトモになってきてるんですよねー

(しかしこの頃巷では「ベトナムもの」が流行っていたであろうこと容易に想像できるあたりがフィルマーク(笑)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第216回

「地獄のニンジャ戦線 アマゾニア」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」