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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第218回
片腕ドラゴン(第2回)


…というわけで、今回の作品は!

「弥勒の館100万ヒット記念」のこの一本!

片腕ドラゴン(第2回)(ONE ARMED BOXER)だっ!

ストーリー


「阿片の取引先の上海で、現地の大物が各国の武術の達人を用心棒に雇っていた…彼らの協力をあおげば−」

(以上、片腕ドラゴン(第1回)からの続き) 

かくして『鉄鈎門』チャオの元に亜細亜各国から集結したの悪の武道家大連合!!
日本 より 「沖縄流」 師範の長谷川(上左写真の右)、高弟坂田(同左) 柔道 の名人高橋(上中)
韓国 テコンドー 高手・キム(上右)

タイ からは ムエタイ の名手−『鉄脚銅脚兄弟』鉄脚のナイ(赤鉢巻)銅脚のミー(黄鉢巻)
そして インド ヨガ の達人・モナシン−と、いやもぅ後の格ゲー・格闘漫画に多大なる影響を与えたであろうこと疑う余地なしの怱々たる顔ぶれ!!

−とは言いつつ演じているのが「ホンモノの技」を見せるにはちとワケあり(?)の いつものメンバー
「足りない分」は工夫でカバーの アイデア勝負  結果、 「一度見たら忘れられない」 ギミック満載てんこ盛りの 奇想天外荒唐無稽 ミラクルワンダーアクションシーンのつるべ打ち!!−は後の楽しみにおいといて(笑) イヤ実際この顔見せシーン、各人僅か数秒の間に見せるパフォーマンスがそのキャラクターを鮮明に印象づける巧みな演出はマジ優れもの(特にいきなり自らの胸を(一滴の血も流さず背中まで)刺し貫いて見せるモナシンとビール瓶を食いちぎるキムのソレは戦闘力と全く無関係(爆)なるがゆえ、より強烈な印象を残すこと必定、かと)

てなわけで宴たけなわ(違)のその最中、新たな来訪者の報せあり−長谷川&坂田の師「沖縄流」始祖・二谷太郎=ジミー先生の朋友・龍飛(ロン・フェイ)がザンバラ髪とゲジゲジ眉毛にキバまで生やす、もはや 原形をとどめぬ コスプレ ぶりで大熱演!(この二谷登場シーンに流れる♪ちゃんかちゃんちゃん、ちゃららちゃんちゃん−みたいな演歌調BGMがいと可笑し)

「武道家に疲れなど… これも修行のうち 宴席など必要ない!」などなどキャラ立ちっぷりの二谷師匠
「ハンはかなりの使い手で門弟も大勢います−あと2名のラマ僧が到着する予定ですので闘いはその後に…」とのチャオの言葉にご立腹の意を汲んで 「師匠の沖縄流武術は天下無敵、ラマ僧を待つ必要はない!」 と弟子・長谷川が言い放ったその刹那ー

天井ブチ抜き降り立つラマ僧!!
(一体いままでナニしてたんだ?!)

天井から降ってきた2名のラマ僧、相対した長谷川&坂田を子供のようにあしらってみせ 「密教武術を侮るとはいい度胸だ、思い知るがいい!」 (吹きとばされ、起き上がったその胸にクッキリ残るその跡が、 掌打と指拳 がその武器であることを明確に暗示!…そんなものが布地に残るものかはさておいて)

弟子の不甲斐なさに激怒の二谷、獣のような咆哮とともにキバを剥きだし激しいバトル(二人を相手に互角以上の立ち回りにより、そのタダモノではない強さを見せつける!)

「お手柔らかに 単なる誤解だ!味方同士ではないか? ここは私に免じて−忘れてくれんか?!」とのチャオのとりなしに拳をひく両名であったが「二谷(沖縄流)×ラマ僧(密教武術)」の図式は後々再三尾を引くことに− …って、僅か 4分足らず のシーンで丸々1話引っ張ってしまいましたが(汗) 逆に言えば 5ヶ国6武道総勢10人 にのぼるキャラ立ちまくりの敵陣をこの尺数で描ききるジミー先生の映画人(監督・脚本)としての力量たるや、まさに亜州影帝・天皇巨星の面目躍如!(と大絶賛)

(以下、片腕ドラゴン(第3回)に続く!)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第218回

「片腕ドラゴン(第2回)」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」