| きまぐれムービーシアター |
心に残るあの迷作を!
世界の怪作・奇作 大集合!
「お楽しみはここまでだ!」
第235回
ネクロマンティック1
…というわけで、今回の作品は!
ネクロマンティック1(Nekromantik)だっ!
ストーリー
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と、そこに来たのが
清掃業者
白ツナギの男たちが慣れた手つきでテキパキと、こぼれた
モツ
も手で掬い、死体をバッグに袋詰め− この作業員のひとりが本編の主人公ロブ・シュマトケ。 労働を終えアパートに帰りゴソゴソ取り出したのは現場でくすねた
戦利品
−かって
人体
だったモノの
カケラ。
部屋の一隅にズラリと並んだガラスの小
瓶
その中に満たされた液体にポトリと落とされユラユラと沈み行く
眼球
(瓶の底には目玉がギッシリ!)
そして
心臓。 さらにひとつ、もうひとつ… と、その肩に「ポン」と置かれるたおやかな手−同棲中の恋人ベティ。(これはよくある「青髭ネタ」か?!さぁ恋人の口からほとばしる−)「ただいま♪」と、ロブの手から『部品』を取り上げにこやかな笑み、一日の疲れを癒すは
血
を満たした
バスタブ
?!
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…といったトンデモナイ設定で以下ラストまで「ゲロゲロ〜ッ!」と突っ走る 例えるならば日野日出志−全編これ死臭と腐臭のかほり漂う本作品はかなり「観る者を限定」するは止む無し(笑…と、言ってもここらあたりは"オードブル"
『メインディッシュ』
はこれからだっ!)
劇中かなり唐突に描写が始まる「ついうっかり」の殺人事件 処理に困った犯人が白昼堂々カートに乗せて死体を捨てる池の中(−から数日後−)
スッカリとろけてグチャドロの
腐乱死体
を引き取りに出向いたロブ、その
「熟成具合」
に脳天直撃・一目惚れ(笑) コッソリ「丸ごと」持ち帰り(オイ
「ベティ!ちょっと来いヨ…何だと思う?!」「…まぁっ!!♪」(オイオイオィッ
ネチャネチャと糸引く死体を撫で回し 恍惚と興奮の恋人ふたり、死体を挟んで熱い抱擁・そして口付け(互いに粘液なすりつけあい)
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−腐り落ちたナニの代わりにギコギコと切り離した椅子の足(だかモップの柄だか)を「ズブ」と差込みスキンを被せて準備ヨシ!冷たい体にまたがるベティ、その背後から貫くロブ。 さらにチュボチュボ
目玉
を吸っては眼窩に戻し、
腐汁
を啜ってディープキス
イヤハヤ生前恋焦がれた相手ならともかく、行きずり(?)の見ず知らずにここまでホットになれるとは(…って、そういう問題?)
さてその翌日も次の夜も−夜は淫らなパートナー・昼はお洒落なインテリア(笑)−日々朽ち果てて行く「同居人」との甘美な日々はある日唐突な終焉を?!
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ささいな事から
会社をクビ
になったロブを激しく責めるベティ「あたしに働けっていうの?」はともかくとして「
−誰が死体を探すのよ!
」はさて、いかがなモノかと
(んで、結局家を出て行き)残された書置きには「"友だち"は餞別がわりにもらっていくわ−」(ハッとふりむきリビングの、もぬけの空のその壁が「人型のシミ」になっているのがなんとはなしにイヤ〜ンな感じ)
すっかり打ちのめされたロブ、拾ってきた(買ってきた?)猫に与えるキャットフード代わりの「瓶詰めのエサ」そして激昂「山寺の和尚さん」状態 手にした袋を壁に向かってビターンビターン!(そしてその夜の入浴剤はドリップ式の猫のモト)
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てなわけで「悪夢のような前半部」残り後半、徐々にココロが壊れるロブの「悪夢」(?)の描写でナニが何やらもはや混沌カオスの極み!(娼婦を相手に「役に立たず」にコレを殺害、さらに目撃者もスコップで顔面スライス−といった小エピソードをはさんで)最大最期のクライマックス
(以下、ネクロマンティック2 に続く!)
…という作品なんですが!
イヤもぅなんというか悪趣味の極み(笑) ところで劇中ロブがネクロフィリアに走ることとなったきっかけは、トラウマとなった
ウサギの屠殺
(
"ホンモノ"実写
!)、そしてその後の「ショック療法」(「死への恐怖」を克服するため検察医(?)になったかとも思える描写(=回想シーン)あり)−とも思える描き方なんです、が−
ウサギや猫などのフワフワした小動物は「女体」を連想させる(だそうな)事から
殺人淫楽症
の人間はこれらの虐殺により性的興奮を得る(そうな)…というわけでこの映画('87製作)から10年後、某あずまんが君とのシンクロぶりがチョット気になる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
…というわけで、きまぐれムービーシアター第235回
「ネクロマンティック1」をお送りしました!
「お楽しみはここまでだ!」