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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第242回
ワルプルギスの夜

〜ウルフ V.S ヴァンパイア〜


…というわけで、今回の作品は!

「ポール・ナッシィ」のこの一本!

ワルプルギスの夜(WEREWOLF SHADOW)だっ!

ストーリー


さて前回レビュー 「残虐!狂宴の館」 にひき続き またまたお届け話題(?)作

十八番の "狼男" にナッシー扮し、同じくホラーの大スター "吸血鬼" とガップリ四つに火花を散らす 肉弾相打つデスマッチ! その激しさスサマジサは、かの(知る人ぞ知る) 「ドラキュラ対フランケンシュタイン」 に劣るとも勝らぬともっぱらの噂!!(?)

(さて話の方はといいますと)

真夜中の検死台 横たわる男の名は ダニンスキー(!)
この村に恐怖を引き起こした虐殺事件の犯人と、その胸に 銀の弾丸 撃ち込まれ−

「この宇宙時代に狼男とはね!」 苦笑する、街から来た検死官。 "狼の紋章"と村医者が怖れる五角形の痣に囲まれた 傷口 開いてみせて 「伝説では、 摘出 されると生き返るそうだが?(笑)」 が、次の瞬間 ほとばしる恐怖の悲鳴・断末魔!

(それから舞台は幾日か)

黒魔術 をテーマとした卒論の仕上げに、伝説の 魔女 ・ヴァンデーサ伯爵夫人の墓を探すエルビルとジュネビブの美女ふたり。  絶世の美貌を保つため、処女の生き血を飲んだ と伝えられる 吸血鬼 。 その最後は(真相を知った愛人たちから) 銀の十字架 で滅ぼされたとも−

が、地図にもないよな古い村 いつしか迷い日も暮れて、車の燃料あと僅か。 と、そこで出会った一人の男(言わずと知れたダニンスキー!)の館で一夜の宿を、だがそこで夕げの話題「ヴァンデーサ」の名に変わる顔色?

翌日、資料に記された墓所の位置 石の棺を開いてみれば、 ミイラ の胸には 銀の十字架  だがそれを抜き取る際に傷ついた、ジュネビブの腕から滴る 潮が一滴二滴とその 元へ−

その頃、一人近くの礼拝堂で待つエルビル 僧侶の姿に声をかけると振り返ったその顔は半ば白骨化?! 悲鳴を聞きかけつけたダニンスキーが十字架の一撃、塵となり崩れ落ちる異形の姿!

その夜、消えたジュネビブが訪れたエルビルの元  「…おいで、私達のところへ。 本当の歓びがあるわ!」 が、十字架をかざされ悲鳴と供に闇の中へと−

「彼女の棺を開けたからだ 吸血鬼のヴァンデーサが生き返った」 さらに恐ろしいのは 魔女が集まる 『ワルプルギスの夜』 伝説ではその夜魔王が現れ、悪魔(吸血鬼)が この世を支配 する、と−

てな感じでイキナリ(加速度的に)話の規模がエスカレートしていくわけですが(そも「ワルプルギスの夜」=4月30日って 毎年一回 やってくる気も?!) 復活を阻止せんとヴァンデーサの住処を探すダニンスキーとエルビルをよそに 村では若い女が次々と血を吸い殺され 犯人と思われたダニンスキーが村人に襲われ(ナイフで刺されても死なない?) 自身が狼男であることをカミングアウトと  イロイロ あったりするそのほとんど全てが 「言葉で語られている」 あたり(その内容とは裏腹に)なんとも小ぢんまりとした印象を(笑)

そんなこんなで迎えた運命の「ワルプルギスの夜」 魔王への供物とさらわれたエルビルを助けに来たダニンスキー だが今宵はちょうど 満月の夜 

月の光 夜の風 忍び寄る黒い影 ♪みるみ〜る変わ〜るその姿(古ッ) そして始まるウルフ V.S ヴァンパイアの大バトル! 取っ組み合い、もつれあっての転げあい だがついにそのキバが喉元をとらえ 溶け崩れる髑髏面の吸血鬼!!

そこにツ、と近寄ったエルビルの十字架が狼男の胸に深々と!
『愛する女に刺されることでのみ、彼の魂は救われる』
伝え聞く言葉のまま、安らかな眠りにつくダニンスキー

「−あなたに永遠の自由を…」
−完−


…という作品なんですが!

なんだかあまりの ショッパさ 『金返せ』コールがおこりそうな展開ですが(汗) (冒頭の)村人大虐殺シーンとか、つぎつぎに血を吸われる若い娘とか 本来 「見所」 であるべき箇所がすべて 「語り」 で処理されてるのは 正直いかがなものかと(『ナイフで刺された革ジャンも、傷がつかないあからさまな"ビックリナイフ"』など随所に溢れるタダモノではない 低予算 ぶり!)

しかしこの映画、要所々々で 都合よく満月 になって変身してるような気もチラホラ(笑)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第242回

「ワルプルギスの夜」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」