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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第245回
燃えよニンジャ


…というわけで、今回の作品は!

「シュシュッと参上」のこの一本!

燃えよニンジャ(ENTER THE NINJA)だっ!

ストーリー


『…光あるところに影がある
まこと栄光の影に数知れぬニンジャの姿があった−』


てわなけで!  『ブーム』のわりにはそのほとんどが 十把一絡に忘却の彼方へ姿を消した 『ニンジャ』 たち−  だが人よ、名を問うなかれ(知らんから) 闇に生まれ、闇に消える。 それがニンジャの定めなのだ!! …と長い前フリさておいて 「すべてはココから始まった!」  ショー・コスギのハリウッド・デビュー作にして近代ニンジャ映画の始祖、今ここに満を持しての "ニンジャ・登場"!

(冒頭、草原を駆け抜ける 白ニンジャ  それを追う黒ニンジャ率いる赤ニンジャ部隊のデッド・チェイスで幕が開き)

地に潜み、草に隠れて木に忍び− 「真っ白なのでバレバレ」ですが(笑) 迫る追っ手をなぎ倒し 目指すゴールは忍びの本陣 その前に立つ小柄な老人に深く一礼、刃一閃・首が舞う! …と、館の中の大広間 中央正座す白ニンジャ なぜか同席 黒と赤? さらに登場老師が持つは己の顔(先の老人)の首人形?!

と、いうわけで 実はこれニンジャスクール卒業試験 晴れて 免許皆伝 となった 青い瞳 の白ニンジャ=本編主人公のコールを祝う宴の席で 一人不服の 黒ニンジャ (=ショー・コスギ演じる伊賀のハセガワ) 「彼はニンジャではない!」怒り席を立つ弟子の姿に嘆きの老師 「世が世なら武名を轟かす男… 廿世紀の日本には、侍もニンジャも−ない。

(…なんかとてつもない 自己矛盾 を感じるのは単なる気のせい?)

日本での修行を終え、フィリピンはマニラで農場を経営するかっての 戦友 フランクの元に身を寄せるコール。 だが銃を構えたブロンド 美女 の手荒い歓迎… と、じつはこの美女、フランクの メリーアン 。 最近土地を狙ったヤクザの嫌がらせがヒドくなり、警戒防衛してのこと−なんですが、そこは無敵の白ニンジャ、あっさりと銃を取り上げバックを取って 必要以上に 、揉みまくり(爆)

で、なんでまたヤクザが 土地 を狙うのか−というと、実はこの下に膨大な 石油 の埋蔵量が−というメチャクチャとってつけたシチュエーション(そしてコール=白ニンジャが友を守る用心棒に−という「お約束」になるわけです、が) 「…オレは最近できないんだ…」 と友の悩みを聞かされた夜、メリーアンがベッドに 夜這い −とこれまたレディコミなみにイーカゲン!

そんなこんなで幾ら刺客を送っても、一向に成果が上がらぬに剛を煮やしたヤクザボス、敵にニンジャがついてるを知り−

「ニンジャを倒せるモノはニンジャだけだ!!」
(こればっか)

急遽日本はニンジャの里(先のスクール)に
「まこと、正義のための戦いなのじゃな?」「ハイ!我らの村を守るため…」とかなんとかゴマカシ「それならうってつけの者が−」と紹介されたは因縁のライバル 黒ニンジャ

(一方その頃)ヤクザの本拠 ハイテクビル に忍んだコールが観た プロモフィルムに映った姿−  「…ハセガワ…!」  と宿命の対決に向けクライマックス盛りあがってくるところなんです、…が! フィルムの中、壁に書かれた日本語の『 オカマ 』『 マナハム (ゴーラン?=本作プロデューサー)』等々の ラクガキ がもぅ気になって気になって(笑)

かくして 農場奇襲 のニンジャ・ハセガワ 赤々と燃える タイマツ 両手にかざし 「 うぃーやー! たぁーっ! (読解不能)」 と家屋倉庫に次々 放火 、逃げ惑う農民たちをバッサバッサとナマス斬り 飛び散る火の粉に舞う血潮、阿鼻叫喚の地獄絵図! −急ぎ戻ったコールが見た時遅し 焦土と化した農園に冷たく眠る友の亡骸・拉致誘拐のメリーアン−

友の仇を討つために、愛する人を救うため
今ふたたび 忍び装束身にまとい 印を結んだ白ニンジャ
現代の城塞・ハイテクビルを舞台に 幾百年の時を超え  ニンジャVSニンジャ の死闘が今!!

−ハイテクビルの 闘技場

近代火器も無駄・無効 全滅ヤクザに 残るはふたりのニンジャのみ。 古式の作法に則って 互いに一礼深々 DOGEZA!(閃く白刃、地を蹴り・宙を舞う白黒ニンジャ) が、黒の刃が胸元へ? ハッシと 真剣白刃どり ! …と、今気がつきましたが 「忍者の復讐」  「ニンジャ」 と本作、世に言う「ニンジャ三部作」 フィニッシュ直前がコレ必ず「真剣白刃どり」なんですよね〜(「いかにも」&「わかりやすい」からなんだろか?−と閑話休題)

グ、と押される白刃をググと受け止め、押さば引け、引かば押せ−息を合わせて巴投げ 後方投げ捨てそのままグサリと!  「み、見事だ…完全にオレの負けだ…せめて誇りと共に…介錯…を」  その首に振り下ろされる白刃の煌き−

(完)


…という作品なんですが!

いやぁー最初は 悪役デビュー だったんですよね、ショー・コスギ。 ところが主役のフランコ・ネロより全然アクションがイケていたため(笑) こちらの方に人気集中、次作からは完全主役 日本人初の百万ドルスターに! (…と 以下 「ニンジャ御殿」 建設までのサクセスストーリーが進むわけなんです、が)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第245回

「燃えよニンジャ」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」