| きまぐれムービーシアター |
心に残るあの迷作を!
世界の怪作・奇作 大集合!
「お楽しみはここまでだ!」
第248回
パイソン2
…というわけで、今回の作品は!
パイソン2(PYTHONS 2)だっ!
ストーリー
冷戦時代の終結を象徴するかの
米露連合特殊部隊
そのミッションはロシア辺境部山岳地帯の洞窟に潜む
大蛇
"パイソン"
を「生きたまま」
捕獲
すること。 致命傷を与えぬよう、小火器のみの使用に限定 死傷者が続出する中
高電圧砲
なんとかGET!
…したはいいものの、米国本土に輸送の帰路の 国境近くの上空で、チェチェン軍がミサイル発射の
撃墜
大破 だが墜落現場にかけつけた(任務知らずの)ロシア兵 荷物室から転げ出た
「謎の函」
を持ち帰り
「開けてビックリ玉手箱」
中から踊り出たモノ、は−?!
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と、いうわけで 巨大怪獣モノの大傑作
「パイソン」
の正当なる続編たる本作品。 前作同様、
空から蛇
が落ちてくるのはもはやこの
シリーズお約束
?(そういや前回レビュー、
「アイスランド」
のラストもなんだかそんなイメージな?) で、前作では出自不明のパイソンが ロシア原産(?)であることが今回明らかになるわけですが
このロシア軍が密かに持ちかえった
「謎の函」
一見明らかにどう見ても あまりに
サイズが小さすぎ! (…つーか 今回やたらと「サイズの不一致」が目についてくるのは単なる気のせい?)
まぁそんな事を差し引いても 函の扉を開けた時 研究者の手が
酸
で溶け出すシーンなど、前作からの巧みな「引き」には思わずニヤリと(嬉)
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ここで話はちと変わり 元大リーガーの名投手、今は「ワケあり」しがない
運び屋
ストダートとロシア人の妻、ナディア。 その前に降り立つ政府の役人−(って、なんだか話が「アイスランド」) 二人の前に現れたのは、前作のラストで「夢かない」
CIA
の諜報部員となったラーソン(副主人公の警察官)
前作キャラ
の登場で「名だけの続編」ではないことをさらにアピール 話は俄然盛りあがってくるはずなんです、が−?
ふたりに持ちかけられたのは10万ドルという法外な報酬 「荷物を引き取り、空港に運ぶだけ」でいい、と。 そして出かけたロシア軍の地下秘密基地 言うまでもなく回収された捕獲器もろとも大蛇を回収するためなんです、が−「
何故
オレたち(民間人)に?」との質問に
「急ぐし、この街には君たちしかいないから」
てのはいささか強引な展開では、と
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そんなこんなのロシア基地 応答するモノ誰も居ず? 中に入って見てみれば 既に
惨劇
、時遅し。 ナニモノかに破壊された施設の壁にはベッタリ血のしぶき、床にころがるボロ布をまとったヒトの残骸− ただひとり生き残ったロシア人将校が
「…お前たちが落とした蛇どものせいで!」
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そうこうするうち落盤事故で出口塞がり脱出不能 さらに(ロシア政府が本件より手をひいて)証拠隠滅図るため基地を飛び立つ爆撃機 タイムリミットあと2時間 しかも中には飢えた大蛇がっ!(こいつはますます「アイスランド」!)
その最中に語られる物語− 抗争中のライバルめがけ160kmビンボール
『故意の未遂』
と騒がれ球界を去ったストダート。 念願のCIAになったはいいが「不祥事を揉み消す」ため(事情に詳しい)
『蛇始末人』
として抜擢された事実のラーソン。 ふたりの漢の
栄光と挫折
「−オレたちは似たものどうしかも…」
って、前作ラストのハッピーエンドを知る身としてはなんともトホホなやるせなさ(この後「口封じ」を命じられたラーソンがふたりを殺そうとし大蛇に呑まれる展開でさらにせつなさ炸裂し)
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残りのメンバーすでに逝き、残るは夫婦ふたりのみ
「万事休す」のその刹那、ラーソン仕掛けた
爆弾
拾い バックリ開いたその口めがけ蘇る腕
熱球一魂ストライク、
木端微塵の
大爆破!!
「急げ、もう一匹が追ってくるぞ!」
なんとか外に飛び出す後をシュルルと迫る大蛇の姿 だがその時すでに上空で、目標補足ロックオン! 次から次と雨アラレ、降り注ぐ
ミサイル
に天を衝き立ち昇る火の柱 爆炎に包まれのたうつ大蛇が次の瞬間
大爆破!!
…という作品なんですが!
うーむ(汗) 前作と比べ蛇が2倍(=2匹)に増えた割には中身はむしろアッサリ風味。 前回レビューの
「アイスランド」と比べても、『こちら』の方が(技術的には)スゴイ事してるはずなんです−が?(これ、例えるならば
「フルアニメとリミテッドアニメの動きの差」
どれだけなめらかに動かそうとも ソレ自体が必ずしもオモシロさに直結するモノではないという−。) そしてなにより大きな違いは
『怪獣魂』
のあるや、なしや−!
…というわけで、きまぐれムービーシアター第248回
「パイソン2」をお送りしました!
「お楽しみはここまでだ!」