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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第263回
核変異体クリーポゾイド


…というわけで、今回の作品は!

「美女の悲鳴」のこの一本!

核変異体クリーポゾイド(CREEPOZOIDS)だっ!

ストーリー


今回の『叫びの女王』は 女切り裂き狂団チェーンソークイーン 等でつとに有名(世間的には「バタリアン」パンドラ 裸ゾンビが代表作?)まさに現代 一昔前 スクリーミング・クィーン=リネア・クィグリー! イヤ個人的には大好きですが(笑) "同好の志士"にはまさに必見・本作品。 (B級映画、だとしても)『あまりにあまりのチープさ』も堪能できる、まさに一粒二度・三度(爆) 御用とお急ぎでない方はユックリ聞いて見ておいで〜ッ!!

"1998年 全面核戦争から6年
地球は壊滅状態にあった

生存者はごくわずか
今 脱走兵が 廃墟の中をさまよっている
ミュータントの攻撃と 酸性雨の脅威にさらされながら…"


廃墟をさ迷う5人の男女=「前線」からの脱走兵。 突如暗転・しの降るに手近のビルに逃げ込めば、後に残った背嚢シュシュンと煙と溶けて…って、『酸性雨』とは言えあんまりな〜!(…の、わりに周囲の建物・道路がやたら綺麗は単なる気のせい?)

飛びこんだのは何かの実験研究施設。 水に食糧・エネルギー、生存環境完璧なれど何故か人の気配なし−?(とりあえず雨が止むまでしばしの宿を) −と、ここでお待ちかねショ〜ォタイムッ!! リネア扮する女兵士ビアンカと、仲間のブッチのシャワールームでの熱い抱擁 (文字どおりの)まさに・濡れ場(爆) ソープで光る手を足を、白蛇のようにからませのけぞる仕草がなんとも言えないエロっぽさ!

「戦争が終わるまでここに居ようぜ!」
過酷なと比べ あまりに快適文化的。 かてて加えて「前線離脱は銃殺刑」 と、なればこれ以降ラストまで この『限られた空間内』でドラマが進むはあまりに自然!(てなわけでこのあとズ〜ット安っぽいセットで話が進行するわけです、が)  そのためにはまず「誰もいなくなった」謎を解かねば− と端末アクセス情報解析(しばしパスワードにはばまれながらも)引き出した情報によればどうやらここはアミノ酸の研究施設 しかも単なる人工合成だけではない、さらに「その先」の研究を−

「…10月13日 新LAとの通信が途絶えてしまった−」 研究員の残した日誌データを読みふける情報技師ジェシー と、その時 「−ネズミか?」 物音に、デスクの足元覗いてみれば通風ダクト カバーをはずし潜り込む時 モニター上では誰見ることなくスクロールするテキストが「…試薬を…料理に」「…気づかれない」「…誘惑に−負けてしまった」

−そして−

グァボッ!!
翌朝食、突如悶絶 ドス黒い粘液を吐き絶命のジェシー(その手は異形の変形を?) 検死の結果、死因は何らかの原因による代謝異常 「…人体が必須アミノ酸を自家生産できれば 食物は不要」 なのに、食べ『ガソリンにを投じた』  −なんかクーンツの『戦慄のシャドウファイア』を瞬間・連想させる設定ですが、つまりそれこそがこの施設の真の目的、核戦争後を生き抜くため。

その後発見 通風孔に入ってみれば、途中(ジェシーが吐き出したのと同様)タール状の粘液を発見、さらにその奥 地下のスペースには糸で覆われた無数の『』状の物体 まさか、コレが−?! って、そうですアレです 露骨なパクリ(笑) さらに登場ビッグチャップ!(違)(およそ具体的な説明描写ないですが、おそらくコレ狂気にかられた人体実験なれのはて、かと)

(と、ここでかなり唐突)
巨大ネズミの襲撃が!!

コレがまたなんちゅーか 手も足も首も動かぬ『ぬいぐるみてか動物クッション? 『襲撃』つてもかなり不自然(=一人芝居) それを滅殺するのが『SFっぽく』チャチな合成光線銃(「近未来」が舞台の割には大胆な!…て、パイロ(火薬)アクションの経費節減のためとしか) と、まぁ そんなこんなで怪物に粘液を吹きつけられたブッチは(ジェシー同様)異形の変死 もうひとりの女性隊員ケイトも巨大ネズミに咬まれた傷から怪物化、死闘の末コレを倒したビアンカも(最後まで「生き残る」と思ったのに!)怪物の手により非業の死を遂げ 最後に残った隊長ジェイクと最後の決戦!!

繭の部屋から脱出のジェイク (当然通風孔を抜けてくるんですが、劇中再三でてくるこの『ダクト』 確かにみな一様に匍匐前進しているものの、やたら「天井が高い」−というか 『廊下の隅』に見えてくるのは単なる気のせい?) 逃げ込む先は物品庫 後を追ってきた怪物が迫る中、身を潜めた棚で偶然見つけた注射器&アンプル
「これは…!」

そして激突・肉弾戦 怪力無双の怪物になす術のないジェイク(『爪と牙』持つ怪物の「投げ技」多用はさておいて) だが瞬間、隙を見て手にした注射器をブスリ!(光線銃も通じぬ外殻に刺さるものかは別問題) 薬液を注入されドゥと絶命の怪物 (だが立ち去るジェイクの背後、バリバリと裂ける皮膚の下から−)

"IT's ALIVE!"

『母胎』から臍の緒引きずり這い出る肉塊 首から上は胎児のように、その体はのよう。 そしてノコギリのような無数の歯が− 「!!」 ぬらり、とぬめる怪物に悲鳴のジェイク 物陰に身を潜め襲い来る小さな敵との攻防戦。 だがブラン、と垂れる臍の尾をその首に巻きつけギリギリと−

ぐぐぐ、と 白目を向き絶息の怪物を投げ捨て、ヨロヨロと部屋を後にするジェイク (途中目にした部屋の中には、変わり果てた部下たちの姿が)
−だが、ふたたび
(完)


…という作品なんですが!

まー『イロイロ』と事件が起こって「それなり」に尺が持つ、て感じで(意外と)飽きずに最後まで観てられるんですが 『低予算』は当然のこととして、シナリオが粗いというかなんというか (怪物の存在意義も今イチ見えない不明瞭− ま、ソレは「想像にゆだねる」ことでよし、としても) 通風孔を塞がないため(そこから)何度も怪物が現れる−のはいかがなものかと(汗)

あと、どーしても気になるのが隊長ジェイク! こいつ怪物に何度か拉致(その度失神)されてる割には不思議と無傷。 これ何故にと考えて−(ポン、と手を打つ)怪物が『女性』で一目惚れ!! なるほどこれでラスト『出産』の謎も解けた…って、まさか「気を失ってる間に逆レ●プ」?(爆) そーかコレは「父と子の相克」の物語だったのかーッ!(たぶん、違う)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第263回

「核変異体クリーポゾイド」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」