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きまぐれムービーシアター

  心に残るあの迷作を!
    世界の怪作・奇作 大集合!

「お楽しみはここまでだ!」

第269回
オクトパス


…というわけで、今回の作品は!

「お正月には蛸揚げてッ!」のこの一本

オクトパス(OCTOPUS)だっ!

ストーリー

…っと、もはや『時事ネタ』どころか「季節ハズレ」もいいとこですが(滝汗) どうせ「後から見たら」同じです〜ッ!!(開き直り)


時あたかも冷戦只中『キューバ危機』
「停止命令」を無視しての 深く潜行ロシアの原潜− 「どうせ『積み荷』が見つかれば (第3次)世界大戦は免れん!」と限界深度の無謀な旅路も  やがては魚雷の藻屑へと−

(そして38年後)
国際的テロリスト・キャスパーを 本国移送の任にあたるCIAエージェント=ロイ・ターナー
逮捕のきっかけとなった(アメリカ)大使館爆破事件で 目の前で同僚を失いながらも「犯人」キャスパーを間一髪助けたりする実に「イイ人」なんですが(この後再三再四の)度が過ぎた「善人っぷり」(てか単に優柔不断?)は観てて「イライラ感」が増すばかり〜ッ!

あいにく近くで「使える」船は「巨大な海蛇が船を襲う」と噂の海域『デビルズ・アイ』の調査にあたる艦長ジャック・ショー率いる潜水艦『ルーズベルト』 前の船を座礁・大破でいわば「干された」艦長と(「実務」経験まるで乏しい)「ヒヨッコ」同然CIA−『人員不足』にコレもやむなし−と、当局の判断あいなったわけです、が−

その翌日−
奪われた『仲間』を奪回せんと続々終結テロリスト。 世界一周豪華客船に あるいは船員・あるいは乗客、姿を隠して潜入し 奪還のあかつきには(目撃者を消すため)船ごと爆破の悪だくみ(家族誘拐の船長はどんな指示にも従う羽目に)

一方その頃潜水艦
 『ナニか』がぶつかり舵が損傷。 ダイバーが出て調べてみれば 金属の外壁がまるで『巨大な缶キリ』で裂かれたかのよう
(その時 捕らわれのキャスパーが手首をはずして 手錠をはずす不穏の動き?!)

突如すべての通信が途絶え、外部マイクからはダイバーの悲鳴・絶叫
モニターから消えたダイバーを捜すソナーの音に(既知のデータに適合するものなし)『正体不明』の反応が?!

(さらに仮病を装うキャスパー スキをついて医務員締め上げ ロイに拘束を解かせた後に無情にも「人質」の首を「ポキリ」、と−)

『謎の海域』探査のために同行の女性海洋学者・フィンチャー博士(モニターが捉えた)映像解析してみると、そこに映るは謎の『触手』 「相手は巨大な海洋生物−?!」が、今・まさに深淵より浮上し襲いくるっ!

前方にはそびえ立つ海底山脈 後方の「怪物」に隔操作遠の機雷を射出−だが爆発の衝撃にも「ビクとも」しない?!

「すべてのバルブを閉じて衝突にそなえろ!」
艦にしがみつき離れないまま 海底山脈・激しく激突(航行不能に陥ったまま限界深度をはるかに超えて)

(衝撃の激突にロイが気絶のスキをつき「脱走」したキャスパー 博士を人質に通信用のブイを打ち上げ『仲間』に連絡=突然の「進路変更」に船長、見ぬふり 別途「回収のヘリ」も現場へと)

だがその時、隔壁をぶちやぶって触手が侵入! グイ、と加わる外圧に ピピンと弾けるビスの穴から弾丸のように海水が!(かくも高圧の深海で『触手の穴』は大丈夫?)

(パニック状態の艦内を這い回る『触手』に隊員がひとり、またひとり−)

射出したリモートカメラに映し出された そこはまさに『海の墓場』 国籍も年代も違う数多の残骸に混じって−「レニングラード?!」 

冷戦時代に「積み荷」もろとも行方不明となった伝説の艦 そのグルリには髑髏のマークのドラム缶(一方、度重なる衝突・沈没の衝撃に原子炉の動作が不安定に)
「…爆発まで、あと25分…!」

周囲の海水をサンプリングで得られた結論− 『怪物』の正体は 細菌兵器の毒素に汚染、世代交替する度に加速度な的進化を重ね突然変異をおこした『タコ』

だがその影響で先天的な「鉄欠乏症」(つまりは貧血) なら鉄分を豊富に含んだ飼料をエサに一区画に誘い込み 時間を稼いだそのスキに脱出のプラン、なんですが

これ以上壁に穴開けてどーすんの?
(つか「本体」艦よりデカいんですが)

(だがしかしの作戦決行)
栄養源を艦にばらまき −残るタイムは18分−

すでに腰までの高さの「浸水」の中ひたすら泳いで脱出艇へ− が、背後より迫る触手にまたひとりの船員が!
(あと3分しかない)
(あと20秒!)
ううむ、しっかし「原子炉の暴走」がそない正確に「カウントダウン」できるんでしょか?(という疑問はさておき)

緊急発進の背後で臨界点の原子炉・爆破
衝撃波をかいくぐってポッカリ浮かんだ海面近くに「これ幸い」の豪華客船 やれ助かった、と思いきや−周りをグルリのテロリスト?!
「今から12分でそちらに到着−」ヘリからの電信に(何も知らぬ乗客ともども)ロイたちの命も風前のともしび だが−!

レーダーにどんどん近づく『影』があり−
ヘリ到着まであと数分、(証拠隠滅)爆弾セットのその刹那、デッキにからむ巨大な触手・悪魔のようなその姿!

シュルシュルと伸びる触手に絞め殺されるテロリスト デッキの一人もイッキにひと呑み− もうバカバカしいほど圧倒的に巨大なサイズのその割りにテロリストだけ「狙い撃ち」する細やさ(船そのものは「ユッサユッサ」と揺られるわりに「被害」らしきはまるでなし)

爆発まであと4分−(こんなのばっか)
爆弾処理を買って出る艦長に後をまかせ キャスパーを追うロイ
「キャスパー行くな、本当に撃つぞ!」(でも「此の期に及んで」まだ撃てない不甲斐なさ)

ヘリからの縄梯子に揺られ哄笑のキャスパー だが海面より伸びた触手が「腹から口」へとジュボッと串刺し そのまま海へとひきずりこまれ(も、サイズ比でいけば「米一粒に般若心経」どころでは)

だが結局 時限爆弾の解除はできず たとえ海に捨てたとしても 大ダコに沈められるは時間の問題

−ならば−

「さぁかかってこい!こいつが食いたいか?」
脱出艇に爆弾積み込み、客船から引き離し 誘い込んでのカミカゼ・アタック

巨大な口に吸い込まれる寸前「席を立つ」のも残り10秒切ってから?!
(だが別に「潜水服」を着てるでもなし)

(船も飛ぶよな)
大・爆・破!!

「ロイはどこ?」
星灯りの夜の海 「たった今」の爆破の余波に波も大揺れ(だが瞬時に)
「やったぞー!」船の間近で 海よりザバッと(完)


…という作品なんですが!

イヤもう改めて文章でストーリーの流れを追ってみると無茶苦茶アバウト(笑)(=というよりツッコミどころ満載「不合理」の極み) ま、「この手の映画」に「論理的整合性」をあまり求めるのもナンなんですが、「作品世界内でのお約束」として深海の潜水艦にボッコンボッコン穴が開くのはいかがなものかと

あと、『主役』のタコの造形(と言っていいのか)は大変グッジョブ! も、処理能力が余っちゃって足が2本増えていそうな勢いですが 途中のカットで(なんつーか)「立ったタコ」がそのまま泳いでくるのは思わずめまいが(汗)


…というわけで、きまぐれムービーシアター第269回

「オクトパス」をお送りしました!

「お楽しみはここまでだ!」